ロジックツリーとは?種類や特徴、作り方、活用のポイントを解説!

マーケティング

Sprocket編集部

ロジックツリーとは?種類や特徴、作り方、活用のポイントを解説!

ロジックツリーは課題の分析や原因の特定、解決法の検討といった多くの場面で活用できるフレームワークです。ロジックツリーの特徴や種類、作成方法や活用のポイントを解説します。

ロジックツリーとは

ロジックツリーとは、ある事柄に対して問題や原因など、その事柄を構成している要素をツリー状に書き出すことで、解決法を導き出すフレームワークです。

ロジカルシンキングの手法の1つであり、問題を可視化して分解することによって、複雑な事柄を捉えやすくなります。

取り扱う事象を、樹木が枝分かれしていくように大きな項目から小さな項目へと分解しながら階層化して整理していきます。

ロジックツリー

ロジックツリーの特徴とメリット

ロジックツリーの特徴とメリットを3つに分けて解説していきます。

チーム内で認識の共有がしやすい

チームで問題解決に取り組む際、対策を伝えるだけでは「なぜこの対策が必要なのか」「どういう経緯でその解(アクションプラン)に行き着いたのか」といった疑問が生まれてしまいます。

ロジックツリーを用いることで、解決策に至ったのかという経緯が一目でわかるため、メンバーそれぞれが納得して実行しやすくなります。

導き出したアクションの優先順位が付けやすい

ロジックツリーでは課題や問題を枝わかれさせて分解しながら、要素を洗い出していくため、複数の原因が浮き彫りになります。

導き出された過程も把握できることから、アクションに対して「どれが一番効果的なのか」「どのアクションが早く取りかかれる」のかといった優先順位も付けやすくなります。

各要素の横に評価を書き記して解決策を比較することも、どこから着手すべきか明確になるためおすすめの方法です。

複数の対策が考えられた場合には、重要度の低いものは後回しにしたり、コストが抑えられる方法を検討したり、すぐに出来る対策はいち早くとりかかったりと無駄のないプランを立てることも重要となってきます。

短時間で根本的な原因、具体的なアクションが考えられる

要素を分解し終えたら、問題を解決するためのアイデアを書き出し、実行可能なアクションプランを作成していきます。

ロジックツリーは解決すべき課題や生じた問題に対して、要素を分解しながら徐々に掘り下げていき、問題を構成している根本の原因を洗い出すことができるため、具体性のある対策へとつなげることが可能です。

主要な18種のマーケティングフレームワークをまとめた資料も公開中です。そちらもぜひご参照ください。

マーケティングの主要フレームワーク18選

4種類のロジックツリー

ロジックツリーには以下の4種類が存在します。

それぞれ詳しく解説していきます。

要素分解ツリー(Whatツリー)

要素分解ツリー、別名Whatツリーは要素を網羅的に把握するためのロジックツリーです。

ある物事を構成している要素を分解していきます。そうすることで全体像が把握しやすくなります。

例えば、家族で家事の分担について相談したいとします。次のように、「家事」を構成する要素を分解して洗い出していくと、具体的な行動が可視化されるため、話を進めやすくなるでしょう。

要素分解ツリー

原因追求ツリー(Whyツリー)

原因追及ツリー、別名Whyツリーは根本の原因を突き止めるときに役立つロジックツリーです。
例えば、「貯蓄できない」という問題があったとします。その原因を、次のように分解してまとめていきます。

原因追求ツリー(Whyツリー)

そうすることで、具体的アクションに結びつきやすい原因に行き着くことができます。

問題解決ツリー(Howツリー)

問題解決ツリー、別名Howツリーは問題に対して解決策の洗い出しと優先順位を付けることを目的としたロジックツリーです。

問題の原因に対して「どのような方法があるか?」と問いかけ、解決策をリストアップしていきましょう。最終的にはアクションまで書き出し、その後優先順位を決めることが大切です。

ダイエットをする必要性に迫られ、「体重が減らない」という場合を例に考えてみましょう。その方法として「摂取カロリーを減らす」と「消費カロリーを増やす」が思いついたとします。さらにそれぞれの具体的な方法を書き出していきます。そうすることで、具体的な解決案が浮かんできます。

問題解決ツリー(Howツリー)

KPIツリー

KPIツリーとは問題解決ツリーに具体的な数字を絡めた目標を設定し、日々のアクションと紐付けることを目的としたロジックツリーです。

KPI(Key Performance Indicators)とは重要業績評価指標のことで、企業の大きな目標として掲げるKGI(KeyGoal Indicator / 経営目標達成指標)を達成するための中期目標として使われている指標のことを言います。

ロジックツリーを作ることで浮かび上がったアクションにKPIを紐づけることで、ロジックツリー全体がKGIを達成するためのアクションプランとなります。

定期的にKPIツリーを確認することで、進捗に対して問題点を見つけることができ、対策を講じやすくなります。

ロジックツリーの作成と活用のポイント

ロジックツリーを作り、活用していくには、次の3つのポイントに注意しなければなりません。

ポイント1:ロジックツリーはMECEに考える

MECEとは、もともとマッキンゼー&カンパニー社内で使われていた用語であり、「Mutually(お互いに)、Exclusive(重複せず)、Collectively(全体に)、Exhaustive(漏れがない)」の頭文字をとった造語です。

「モレなく、ダブりなく」という状態を指し、ものごとを整理する際、必要な要素をすべて網羅しつつも、重複する部分がないようにする考え方です。ロジックツリーを作成する時は、MECEが非常に重要です。

なぜなら、書き出した要素に重複がある場合は、無駄なコストがかかってしまったり、要素が増えすぎると本質が伝わらないことになります。

また、抜け漏れがある場合は、浮かび上がった解決案が根本的問題とつながっていない場合が出てくるためです。

そのため、要素をMECEに書き出せているかを確認しながら進めていきましょう。

ポイント2:仮説を立てる

要素を分解するうえで、迷ったとき、発想に詰まってしまったときは、仮説することが大切です。

「〇〇なのではないか」「〇〇かも知れない」など仮説を立てることで、新たな切り口に気づきやすく、今ある要素以外の要素を書けるようになります。

ポイント3:行動に結びつくまで要素を分解する

ロジックツリーを作成しても行動に結びつかなければ意味がありません。特に問題解決ツリー(Howツリー)の目的は具体的な対策を考えることにあるため、取り掛かりやすい行動・核心を突いた行動に落とし込めるまで、要素を深堀りしていきましょう。

問題を分解するだけに終わらず、最終的には今すぐに取り組める行動のリストアップが完成するまで分解を続けることが大切です。

まとめ

ロジックツリーを使えば、問題の究明から具体的な解決策の実行までを結びつけて考えられるようになります。誰でも取り組むことはできますが、ポイントを押さえて作成しなければ、ただ要素を書き並べていったものになりかねません。

「ロジックツリーはMECEに考える」「仮説を立てる」「行動に結びつくまで行う」、この3つを意識してぜひ使ってみてください。

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