Facebook広告とは?インスタや提携アプリにも出稿可能!特徴と注意点を解説

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Sprocket編集部

Facebook広告とは?インスタや提携アプリにも出稿可能!特徴と注意点を解説

Facebook広告は高精度なターゲティングが特徴で、FacebookとInstagram、提携アプリなどに広告を配信できます。Facebook広告の特徴とターゲティングの種類、広告フォーマット、広告ポリシー、審査落ちの対処法を解説します。

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Facebook広告とは?

Facebook広告とは、Facebookのフィードやタイムライン、Instagramなどに配信できる広告のことです。Facebookの世界全体の月間アクティブ利用者数(MAU)は29億3,000万人(2022年6月時点)で、実名で登録するため実際に知り合いになっている人とつながりやすいのが特徴です。

NTTドコモの『モバイル社会白書 2022年版』によると、日本では80.4%の認知度を得ており、特に50〜70代の男性の利用率が高いSNSとなっています。

Facebook広告の特徴

Facebook広告には以下の特徴があります。

精度の高いターゲティング

Facebookは実名登録制のSNSであるため、ユーザーの居住地や学歴、年齢や性別など正確なプロフィール情報を収集しています。興味関心や過去の行動履歴も参照可能で、精度が高く詳細なターゲティングを行えるでしょう。

すでに自社の顧客となっている人やサイトに訪問した人向けに、リターゲティング広告を配信することも可能です。

行動履歴はCookieではなくFacebookIDを利用して計測されており、使用デバイスが異なっていても同じ人が使用していればトラッキングできる点も魅力です。

予算が組みやすい配信設定

Facebook広告では、1日に使う広告費やキャンペーン総額を設定して広告の配信ができます。実際にかかる費用が予算を超えることはなく、広告予算を組みやすいのが特徴です。出稿は数百円から可能で、手軽に広告配信を始めたい企業にも向いています。

知識がなくても出稿しやすいシステム

Facebook広告には自動配置機能が備わっています。広告配信の知識がなくとも、「ブランドの認知度アップ」や「アプリのインストール」「製品の購入」といった目的を選択するだけで、最適な広告配信方法を選べます。自分で配信先や配信方法を細かく考えて決める必要がなく、手間を掛けずに広告の配信を始められるでしょう。

直感的に使える効果測定ツール

Facebook広告では、効果測定ツールも標準装備されています。単に「いいね!」数やコメント数など広告のパフォーマンスを確認するだけでなく、アカウントをフォローしてくれたユーザーの属性やトラフィックまで直感的に確認できます。また広告の効果を高めるために必要なA/Bテストやブランドアンケートテストの無料テンプレートもあり、広告運用経験が少なくても効果的な広告を配信しやすくなっています。

Facebookユーザーの特徴

Facebookは世界最大のSNSであり、2022年6月時点で、世界全体の月間アクティブ利用者数(MAU)は29億3,000万人を突破しています。すでに北米やヨーロッパでは圧倒的な知名度を誇っており、現在はその他の地域を中心として利用者が増え続けています。

日本国内における月間ユーザー数は2019年7月時点で2600万人です。10代では利用者数が激減するものの比較的幅広い世代で認知されており、特に50〜70代の男性の利用者数が多いのが特徴です。実名登録という性質上、ビジネス目的での利用者も多く、オフィシャルな発信の場として活用されています。

Facebook広告は海外向けやBtoB、中高年男性向けの広告配信先として特に相性が良いでしょう。

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Facebook広告の出稿方法

Facebook広告を出稿したい場合は「広告用アカウントの作成 > キャンペーン作成 > 広告セット > 広告」の手順を踏む必要があります。以下で簡単にそれぞれの手順について説明しますので、実際に配信するときの参考にしてください。

広告用アカウントの作成

ビジネス目的でFacebookを使う際には、まずMetaビジネスマネージャ経由で広告アカウントを作成しましょう。高度な効果分析や複数人でのFacebookページの管理が可能になります。最初にビジネスマネージャアカウントを作成し、次にビジネスマネージャのメニューから「ビジネス設定 > アカウント」を選択して広告アカウントを作成しましょう。

キャンペーン作成

広告アカウントが作成できたら「キャンペーン作成」を行います。広告の目的には以下の6種類があります。

動画の再生数を増やしたいなら認知度アップ、メルマガの高読者数を増やしたいならリード、と目的に合ったものを選びましょう。

広告セット

「広告セット」では配信ターゲットや広告の配置場所、掲載期間や予算を設定します。配信ターゲットは地域や年齢などの属性を設定するだけでなく、既存の顧客と似た属性を持った人を配信先に選ぶことも可能です。自社のターゲットや広告に合わせたターゲット設定・配信設定を行いましょう。

広告

「広告」でクリエイティブやリンク先の登録と設定を行います。広告のフォーマットを選び、画像や動画を選択しましょう。広告に表示されるテキストは長いと省略されてしまうため、一目で広告の内容が伝わるようできるだけ簡潔にまとめることが重要です。

Facebook広告の課金方式

Facebook広告はオークション形式で広告の表示を行っています。広告オークションとは、広告表示の機会があるたびにそれぞれが設定した予算や入札価格、コンバージョン率や広告の品質を基にオークションが行われ、最も価値が高いと判断された広告が表示される仕組みのことです。

課金方式にはクリック課金方式とインプレッション課金方式があります。ただし、課金方式は選択する広告の目的によって選べる方式が決まります。

クリック課金方式とは広告がクリックされるたびに課金される方式のことで、費用対効果がわかりやすいのがメリットです。コンバージョンを目的として広告配信をする際に適しています。

インプレッション課金方式は広告が1,000回表示されるたびに課金される方式のことで、ブランドの認知向上を目的とするときに向いています。

Facebook広告の配信先

Facebook広告の配信先は、Facebookのフィードやタイムライン内に限りません。出稿先として選べるFacebook、メッセンジャー、Instagram、オーディエンスネットワークそれぞれの特徴を知っておきましょう。

1:Facebook

Facebookの場合は以下の4箇所に広告配信が可能です。

1枚の写真のみの画像広告だけでなく、動画や複数の画像を利用したカルーセル、スライドショーも配信できます。このうち、右側の広告枠はPCでFacebookを閲覧する人にしか表示されません。「多くの人に広告を見てもらいたい」という場合には適しませんが、ビジネス目的でのBtoB広告には向いているでしょう。

ストーリーズとは24時間でシェアした写真や動画が消える機能で、フィード上部に表示されるため投稿に気づかれやすいのが特徴です。ただし、Facebookのストーリーズは日本では他国に比べて利用者の少ない機能です。

2:メッセンジャー

メッセンジャーとは、Facebook利用者向けのコミュニケーションアプリです。全世界で13億人が利用しており、チャット、通話、ビデオチャットなどが無料で利用できます。ビジネス目的で利用されることが多く、こちらもビジネス広告に適した出稿先です。

メッセンジャーではホームタブの「受信箱」に広告が表示されます。スレッドに誘導する設定にしておけば、広告に興味を持ったユーザーとすぐに個別のやり取りを始められるでしょう。

3:Instagram

Instagramは写真や動画の投稿に特化したSNSです。一般消費者向けのBtoC広告に向いた出稿先で、とりわけクリエイティブのビジュアルが重要視される傾向にあります。

NTTドコモの『モバイル社会白書 2022年版』によると、Instagramのサービス認知度はFacebookとほぼ同じ80.0%ですが、10〜20代の女性の利用率が高いのが特徴です。

Facebook広告から、Instagramの「フィード」「ストーリーズ」「発見タブ」にも広告の配信が可能です。

4:オーディエンスネットワーク

オーディエンスネットワークとは、Facebookが提携しているアプリに広告を配信できる仕組みです。ターゲット設定はFacebook広告と同じままでよく、簡単にリーチを広げられる点が強みです。

Facebookでのみ広告を閲覧したユーザーよりコンバージョン率が8倍に増えるというFacebookの調査結果もあり、併用することでより高い効果が期待できます。

Facebook広告

Facebook広告のターゲット設定

Facebook広告のターゲット設定には、以下の3種類があります。

それぞれ活用できるシーンが異なるため、自社と広告の目的に合った設定をしましょう。

コアオーディエンス

コアオーディエンスは、Facebookにユーザーが登録した情報や行動履歴、Facebook上のつながりなどの条件を指定して配信ターゲットを設定する方法です。「東京都在住・男性・40〜50代・自社のFacebookページをフォローしているユーザー」といった設定が可能であり、広告のターゲットとなる層のプロフィールが明確なときに有効です。

カスタムオーディエンス

カスタムオーディエンスでは、メルマガ購読者やアプリ利用者、Webサイト訪問者のリストを元にして、すでに自社に対して興味関心のある人を対象に広告の配信を行います。アプリのユーザーにアプリの利用を促したり、自社で商品を購入したユーザーにリピート購入を勧めたりする広告が配信できます。

類似オーディエンス

類似オーディエンスを利用すれば、既存の顧客と似たステータスを持った人にリーチできます。購入額が多い、エンゲージメントが高いなど優良顧客のリストを作って登録することで、その顧客に似た傾向を持つユーザーをターゲットとして広告が配信されます。既存顧客と共通の趣味や関心を持っているグループにアプローチするので、広告への高い反応が期待できます。

Facebook広告のフォーマット

Facebook広告には様々なフォーマットがありますが、それぞれ適したシーンや仕様は異なっています。以下でFacebook広告の主なフォーマットについて解説しますので、目的に合わせて使い分けましょう。

写真広告

写真広告は、1枚の画像とテキストからなるシンプルな広告です。用意する画像数が少なくてよいため初心者でも始めやすく、Webサイトへの誘導や製品の認知度向上に適しています。

《Facebook》

デザインの推奨事項 ファイルタイプ JPGまたはPNG
アスペクト比 1.91:1~1:1
解像度 1,080 × 1,080ピクセル以上
テキストの推奨事項 メインテキスト 125文字以内(右側広告枠の場合設定なし)
見出し 27文字以内(右側広告枠・検索結果の場合40文字以内)
説明 27文字以内(検索結果の場合30文字以内・右側広告枠の場合設定なし)
技術要件 最大ファイルサイズ 30MB
最小幅 600ピクセル(右側広告枠の場合254ピクセル)
最小高さ 600ピクセル(右側広告枠の場合133ピクセル)
アスペクト比の比率許容誤差 3%

《Instagram》

デザインの推奨事項 ファイルタイプ JPGまたはPNG
アスペクト比 1:1(発見タブの場合9:16)
解像度 1,080 × 1,080ピクセル以上
テキストの推奨事項 メインテキスト 125文字以内
見出し 40文字以内(発見タブの場合設定なし)
最大ハッシュタグ数 30(発見タブの場合設定なし)
技術要件 最大ファイルサイズ 30MB
最小幅 500ピクセル
最小アスペクト比 400 × 500(発見タブの場合設定なし)
最大アスペクト比 191 × 100(発見タブの場合設定なし)
アスペクト比の比率許容誤差 1%

動画広告

動画広告は画像よりも多くの情報量を伝えられ、ブランドストーリーやイメージを伝えるのに適した広告です。外出先などで音を消して視聴しているユーザーが多いため、音がなくても動画の内容が分かるよう工夫するとよいでしょう。Facebookフィードに配置する場合のフォーマットは以下の通りです。

デザインの推奨事項 ファイルタイプ MP4、MOVまたはGIF
アスペクト比 1:1(デスクトップまたはモバイルの場合)または4:5 (モバイルの場合のみ)
動画設定 H.264圧縮方式、正方画素、固定フレームレート、プログレッシブスキャン、および128kbps以上のステレオAACオーディオ圧縮
解像度 1,080 × 1,080ピクセル以上
動画のキャプション・音声 任意(推奨)
テキストの推奨事項 メインテキスト 125文字以内
見出し 27文字以内(検索結果の場合40文字以内)
説明 27文字以内(検索結果の場合30文字以内)
技術要件 動画の長さ 1秒〜241分
最大ファイルサイズ 4GB
最小幅 120ピクセル
最小高さ 120ピクセル

Instagramストーリーズ広告

ストーリーズ広告では縦型でフルスクリーンの動画を配信できます。没入感が高く、アクションを促しやすいのが特徴です。フィードの投稿に埋もれにくく、よりユーザーの目にふれやすい配信形式です。

デザインの推奨事項 ファイルタイプ Facebook動画広告と同じ
アスペクト比 9:16
動画設定 Facebook動画広告と同じ
解像度 Facebook動画広告と同じ
動画のキャプション・音声 任意(推奨)
テキストの推奨事項 メインテキスト Facebook動画広告と同じ
技術要件 動画の長さ 1秒〜60分
最大ファイルサイズ 250MB
最小幅 500ピクセル
アスペクト比の比率許容誤差 1%

メッセンジャー広告

メッセンジャー広告では、受信箱のスレッドの間に広告が挟まれて表示されます。広告がクリックされることでユーザーがその詳細を見られる設定になっています。メッセンジャーに広告の誘導先を設定しておくことで、直接ユーザーとやり取りすることも可能です。

デザインの推奨事項 ファイルタイプ 写真広告と同じ
アスペクト比 1:1(Messengerストーリーズは9:16)
解像度 写真広告と同じ
テキストの推奨事項 メインテキスト 125文字以内
見出し 40文字以内
技術要件 最大ファイルサイズ 写真広告と同じ
最小幅 254ピクセル
最小高さ 133ピクセル

カルーセル広告

カルーセル広告は1つの広告で最大10件の画像や動画を表示できる形式の広告です。それぞれ別のリンクを貼り付けられ、複数の商品や1つの製品の機能を多角的に紹介することが可能です。

《Facebook》

デザインの推奨事項 ファイルタイプ 写真広告・動画広告と同じ
アスペクト比 1:1
解像度 写真広告・動画広告と同じ
テキストの推奨事項 メインテキスト 125文字以内(右側広告枠の場合設定なし)
見出し 32文字以内(右側広告枠・検索結果の場合40文字以内)
説明 18文字以内(右側広告枠の場合設定なし・検索結果の場合20文字以内)
ランディングページURL 必須
技術要件 カルーセルカードの数 2〜10
最大ファイルサイズ 写真広告・動画広告と同じ
動画の長さ 1秒〜240分
アスペクト比の比率許容誤差 3%


《Instagram》

デザインの推奨事項

写真広告・動画広告と同じ
(ストーリーズの場合解像度1,080 × 1,920ピクセル以上)

テキストの推奨事項 メインテキスト 125文字以内
見出し 40文字以内(ストーリーズのみ)
最大ハッシュタグ数 30(ストーリーズには設定なし)
ランディングページURL 必須
技術要件

カルーセルカードの数
最大ファイルサイズ
アスペクト比の比率許容誤差

写真広告・動画広告・Instagramストーリーズ広告と同じ
動画の長さ

1秒〜2分
(ストーリーズの場合1秒〜15秒)

スライドショー広告

スライドショー広告は動きと音声で注目を集めやすく、ストーリーを伝えやすいという動画と同じメリットを持ちながら、読み込みが早く動画広告に比べて低コストで作成できるという特徴があります。

スライドショー広告のデザイン・テキストの推奨事項と技術要件はほぼ動画広告と同じですが、画像が2〜15枚必要な点とアスペクト比が16:9または1:1である点が異なります。

コレクション広告

コレクション広告は、メイン動画もしくは画像の下に3つの小さい画像が表示される形式の広告です。画像で紹介した商品のページにストレスなくアクセスできるため、ECサイトへの誘導や複数商品の紹介に適しています。

コレクション広告のデザイン・テキストの推奨事項と技術要件は配置場所によって若干異なりますが、それぞれ写真広告・動画広告・ストーリーズ広告とほぼ同じです。ただし、インスタントエクスペリエンスの設定が必須となります。

プレイアブル広告

プレイアブル広告とは、広告を操作してアプリの体験ができる「遊べる広告」です。実際にユーザーにゲームを体験してもらい、アプリダウンロードへの意欲を高められます。ゲームを試してからダウンロードする形になるので「想像した内容と違った」という早期離脱ユーザーを減らす効果も期待できます。

プレイアブル広告はプレイアブル広告のアセットとその導入となるリードイン動画を組み合わせて配信します。リードイン動画の推奨事項と要件は動画広告に準じます。

対応言語 HTML5
ファイルサイズ 2MB未満(zipファイルの場合は5MB未満)
注意点

・HTTPリクエスト・JavaScriptリダイレクト・外部ネットワーク経由で読み込まれるダイナミックアセットは不可
・縦向きモードでレスポンシブデザインにすること

Facebook広告の注意点

初心者にも扱いやすいFacebook広告ですが、どのような広告でも配信できるわけではありません。Facebook広告は作成後に広告ポリシーに基づいておおむね24時間以内に自動的に審査され、適していないと判断されたものは却下されてしまいます。

品質や制限コンテンツなどの注意すべき項目はGoogle広告と似ていますが、広告作成前に改めて確認しておきましょう。

広告の品質

Facebook広告を作成する際には、入札価格だけでなく、広告の品質にも気を配りましょう。Facebook広告を実際にユーザーに配信するには、広告オークションで広告枠を落札しなくてはなりません。その評価は「入札価格」「推定アクション率」「広告品質」の3点で行われ、最も総合的に価値が高いと判断された広告がオークションで勝利します。

広告の質が高まれば自然にコンバージョン率も上昇し、結果として推定アクション率も向上します。低品質な広告の代表的な例をあげておきます。

Facebookのコミュニティ規定

Facebookのコミュニティ規定とは、Meta社のサービス全体で許されていないコンテンツについての説明です。以下のものがFacebookのコンテンツとして許可されない、あるいは警告表示をしたり、18歳以上のみが閲覧できる設定にしたりする必要があるとされています。

暴力行為及び危険行為 暴力や扇動・不正行為や詐欺など
安全に利用するために 自傷行為や児童・成人に対する性的搾取など
不適切なコンテンツ ヘイトスピーチ・性的行為の勧誘
保全性と真正性 スパムや偽装行為など

コミュニティ規定は随時更新されるため、常に最新のものを確認するようにしましょう。

認められないコンテンツ

以下のコンテンツを含む広告も、FacebookやInstagramへの配信は認められていません。一部はコミュニティ規定と共通しているものもあります。

許容されないコンテンツ 違法な製品やサービス・誤った情報・差別的な行為・暴力を誘発する陰謀ネットワークなど
偽装コンテンツ 詐欺行為・禁止されている金融商品・スパイウェアなど
危険なコンテンツ 危険なサプリメント・武器や爆弾・タバコやその関連製品など
不適切なコンテンツ 成人向けコンテンツ・低品質なコンテンツ・扇情的なコンテンツなど
知的財産権の侵害 第三者の権利を侵害するコンテンツ・Meta社がその広告を支持しているような表現など
選挙または政治に関する広告 認証と免責事項の表示が必要になります

コンテンツ特有の制限事項

Facebook広告は、コンテンツやビジネスの種類によっては「配信はできるものの、条件がある」ケースもあります。

アルコール
市販薬

配信先の国の法律に合わせて年齢や国のターゲットを設定する必要がある
成人向け商品やサービス セクシャルヘルスおよびリプロダクティブヘルス関連の製品やサービスのみ、18歳以上のみをターゲットとする

デート・出会い関連
オンライン薬局
処方薬
暗号通貨に関連する商品やサービス
オンラインギャンブルおよびオンラインゲーム

書面による許可が必要

美容処置とウェルネス
金融商品や金融サービス
ソーシャルカジノゲーム

18歳以上のみをターゲットとする
サブスクリプションサービス 価格や請求間隔を明確に表示する

広告フォーマット特有のポリシー

動画広告・リード獲得広告を運用する場合は、更にそのフォーマットに特有のポリシーについても審査が行われます。

《動画広告》

邪魔なコンテンツ 点滅する広告など、過度にユーザーの邪魔になるものは不可
エンターテインメント関連の制限事項

映画やビデオゲームの予告編などは書面による許可が必要。また、以下の内容を過度に含んではいけない。
・薬物及びアルコールの使用
・成人向けコンテンツ
・侮辱
・暴力や流血

《リード獲得広告》

リード獲得広告とは、自社製品やサービスに興味を持っているユーザーの情報を得ることを目的とした広告のことです。ただし、Facebook広告では以下の内容の入力をユーザーに求めることはできません。

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Facebook広告が審査に落ちた場合の対処法

Facebook広告がもし審査に落ちてしまっても、広告の違反部分を修正すれば再度審査を受けられます。以下で審査結果の確認方法とその対処法を見ておきましょう。

Facebook広告の審査落ちの確認方法

Facebook広告が審査に落ちた場合は、その旨を記したメール通知が来ます。また、広告マネージャの広告一覧画面から「配信」のステータスを見ることでも審査に通ったかどうかの確認が可能です。何のポリシーに違反しているのかを知りたい場合は、広告マネージャの左側のメニューからアクセスできる「アカウントのクオリティ」を確認しましょう。

審査落ちしたFacebook広告の再審査手順

審査落ちしてしまったFacebook広告は、修正後に再度公開を行えば自動的に審査が行われます。以下の手順を踏み、ポリシーに違反している部分を修正しましょう。

Facebook広告の審査は自動的に行われているため、ポリシーに違反している部分がないのに間違って却下されてしまうこともあります。もし誤って却下されてしまった場合は、「アカウントのクオリティ」から「審査をリクエスト」を送信することで再審査の請求をしましょう。

1:違反しているポリシーの内容を確認

最初に広告マネージャの「アカウントのクオリティ」にアクセスして、違反している広告と違反しているポリシーを確認しましょう。

2:違反している部分を修正する

違反しているポリシーについて再度確認し、問題がないように修正します。

3:広告のランディングページも確認する

Facebook広告では、広告だけでなくそのリンク先であるランディングページも審査の対象になります。

モバイルもしくはパソコンからしかアクセスできないランディングページ、低品質なランディングページ、ポップアップが表示されるランディングページ、アクセス地域制限のあるランディングページなどは審査落ちの原因となります。

4:広告のターゲットを確認

広告で扱うサービスや商品によっては、配信ターゲットの年齢層が決まっている場合もあります。例えば、アルコールや金融商品についての広告を18歳以下に配信することはできません。

5:修正後の広告を公開する

修正した広告は、再度公開することで審査を受けられます。広告マネージャから修正が終わった広告の「公開」を選択しましょう。広告が承認され次第配信されます。

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