3万回のA/Bテストで見えた!「顧客を動かす」訴求メッセージ
些細な表現の違いが、コンバージョンや売上に大きく影響することは少なくありません。顧客視点に立ち、「気の利く提案」や「つまずきケア」となるメッセージ発信が重要となります。この資料では、コンバージョンに影響する「訴求メッセージ」の言葉選びについて解説していきます。
興味関心のあるコンテンツを自動表示するGoogle Discover。Google Discoverにコンテンツが表示されると、通常の検索順位とは関係なくユーザーに閲覧してもらえるチャンスが生まれます。では、どうすればGoogle Discoverに表示されるのでしょうか。ここでは、Google Discoverに表示される仕組みなどを紹介しましょう。
Google Discover(グーグルディスカバー)は、「Googleアカウント」に紐付き、これまでの検索内容や閲覧履歴などの嗜好に合わせて、関連性の高いコンテンツを表示するサービスです。
個人の嗜好にパーソナライズされているため、表示されるコンテンツは通常の検索順位に影響せず、常に新しい情報や関連性の高いコンテンツが表示されます。このサービスは、元々2016年12月に実装されたGoogleアプリ「Feed」でしたが、2018年9月にGoogle Discoverと名称が変更されました。
基本的には、「Googleアプリ」や「Google Chrome」を使ったモバイル用のサービスですが、PCのブラウザからでもGoogleニュースのトップページから「おすすめ」を選べば、Google Discoverと同様の内容を閲覧可能です。
Google Discoverで表示されるコンテンツは、ユーザーの嗜好に合わせたものと書きましたが、具体的には以下のようなデータが参照されています。これらの参照データは、ユーザー側でオン・オフの設定もできます。
検索履歴やGoogle サービスでのアクティビティを参照しています。
利用しているスマートフォンなどの端末デバイスにあるアプリ情報を参照しています。
利用しているスマートフォンなどの端末デバイスにある連絡先情報を参照しています。
利用しているスマートフォンなどの端末デバイスにあるGoogle アプリの位置情報を参照しています。
Googleアカウントなどに登録されている自宅住所や、現在利用しているIP アドレスなどソースから現在地を推測して参照しています。
Google Discoverの表示コンテンツは、ニュースやブログ記事などのWebコンテンツを中心に、ECサイトの商品ページや動画コンテンツなど、幅広いコンテンツが表示されます。
前述したように、通常の検索順位とは関係なく、新しいコンテンツがチョイスされて表示されます。例えばあるキャラクターに関する検索履歴が多いユーザーであれば、そのキャラクターの新作映像や、グッズなどの新商品がある場合、Google Discoverのフィードに表示されやすいということです。
モバイルサービスでGoogle Discoverが表示されている場合、必要がなければ、Google Discoverを非表示することもできます。
「Google アプリ」を利用している場合は、Google アプリを開き、画面右上にある「プロフィール写真またはイニシャル」から「設定」「全般] の順にタップし、最後に「Discover」をオフにします。
モバイル端末からのブラウザから「google.com」にアクセスし、左上のメニューアイコンから「設定」「Discover」の順にタップし、最後のホームページに表示しない」をタップすれば完了です。
実際に、自社のコンテンツがGoogle Discoverに掲載された場合、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。ここでは、Google Discoverにコンテンツが掲載されるメリットとデメリットをご紹介します。
まず、Google Discoverにコンテンツが掲載されるメリットとしては、アクセス流入を見込める点です。
通常、コンテンツを公開した場合、Googleにインデックスされたあと、ページの評価によって検索結果に表示されるようになります。しかし、あくまで表示されるようになるというだけで、順位が100位であれば現実的にどれくらいユーザーの目にとまるかわかりません。ところが、Google Discover は最新情報をチョイスしてフィードに表示させるので、検索ランキングは関係ありません。
その上、表示するのは、そのコンテンツに興味をある人が対象となります。ですから、Google Discoverに掲載されれば、かなりのアクセス流入を見込めるのです。なお、一部ではGoogle Discoverから爆発的な流入があることを「Google砲」と呼んでいます。
Google Discoverによってアクセス流入が増えると、SEO的に評価される可能性があります。これは、コンテンツにアクセスしたユーザーが被リンクを付けてくれるかも知れないからです。
一度被リンクが付けば、その被リンクを見た人がサイトに訪れ、さらに被リンクを付けてくれることもあるでしょう。つまり、流入によって直接的にSEO効果はありませんが、被リンクによって間接的なSEO効果が期待できるのです。
Google Discoverにコンテンツが掲載されるデメリットもあります。Google Discoverが表示するコンテンツは、あくまでGoogle Discoverが自動で選択したコンテンツです。ですから、ユーザーにとって不必要なものが表示されることもあります。この場合、ユーザーはアプリ上で「サイトの除外」を選択し、表示されないように設定できます。
この、サイトの除外が選択されたことによるSEO的な影響はないかもしれませんが、ユーザーにとって「興味のないサイトである」という印象が残るかもしれません。神経質になるほどのリスクではありませんので、逆に言えばデメリットとして挙げられるのはこれくらいしかないことになります。
コンテンツ制作の際に重要なライティングスキルについてまとめた資料も公開中です。そちらもぜひご参照ください。
Google Discoverにコンテンツを表示させるためには、どのようにすればいいのでしょうか。ここでは、Google Discoverにコンテンツを表示させるためのSEO対策をご紹介します。
まず、最低限の対策として、Google にインデックス登録させる必要があります。これは、そもそもGoogleが、そのコンテンツがあることを認識していなければいけないからです。
インデックスに登録されるのは、Googleがクロールしてくれるのを待つ方法もありますが、Google Search Consoleのから、「インデックス登録をリクエスト」を選ぶという方法もあります。
Google Discoverのコンテンツポリシーを満たすことも、Google Discoverにコンテンツを表示させるSEO対策のひとつです。Google Discoverのコンテンツポリシーとしては、Google 検索の全体的なポリシーに違反してはいけません。Google 検索の全体的なポリシーは以下のとおりです。
また、Google Discover独自のコンテンツポリシーとしては、「広告やその他の有料の販促用コンテンツが、コンテンツよりも多くならない」ことや、「投票と選挙のプロセスについて最新の信頼できるコンテンツを提供する」こと、「ユーザーを不正に誘導するプレビューコンテンツ」でないこともあります。さらに、ニュースの提供元として、以下の情報を提示する必要があります。
より詳しく知りたい人は、「Discover のコンテンツ ポリシー」をご覧ください。
Google Discoverにコンテンツを表示させるためには、ユーザーの興味を想定し、それを考慮したタイトルやコンテンツを作るといいでしょう。ですが、どのような興味を想定すればよいのかは、難しい部分もあります。そこで、例えばGoogleトレンドで「急上昇ワード」ワードを調べ、そのキーワードに基づいたコンテンツを作る方法もあります。
Google Discoverに表示されるためには、E-A-Tを考慮したコンテンツであることも重要です。E-A-Tとは、「専門性が高く(Expertise)」「権威があり(Authoritativeness)」「信頼できる(Trustworthiness)」の頭文字を取ったものです。
Google Discoverに表示されるためには、魅力的な高画質の画像を掲載する必要があります。具体的には、サイズは横幅が「1200px」以上必要です。また、HTMLのメタタグにて「max-image-preview:large」を設定します。これはGoogle Discoverに表示されたとき、大きなサムネイル画像を表示させるためです。なお、メタタグの代わりに、HTMLのフレームワークであるAMP を使用する方法もあります。なお、サイトのロゴ画像などは、サイズが「1200px」以上でも無効ですので、ご注意ください。
タイトル、スニペット、画像などのプレビューコンテンツで、ユーザーに誤解を与えないようにすることも、Google Discoverに表示される条件のひとつです。同時に無理に「好奇心を掻き立て」たり、「刺激的な内容」や「怒りをあおる内容」も禁止です。
これまでGoogle Discoverに興味を持っていなかった人や、表示されることにメリットがあると感じてなかった人もいるでしょう。ですから、過去に自社のページがどれくらい表示されたのか知らないかも知れません。Google Discoverの表示履歴は、Googleサーチコンソールから確認できます。
方法は、まずGoogleサーチコンソールのトップページに移動します。次に、左カラムのメニューで「Discover」を選ぶと、Google Discoverに表示された記事と、流入数を確認できます。
ご紹介したように、Google Discoverに表示されて流入が得られても、SEO的な効果が絶対にあるわけではありません。ですから、無理にGoogle Discover向けのSEO対策をする必要はないと考える人もいるでしょう。しかし、基本的に通常のSEO対策も、Google Discover向けのSEO対策も方向性は一緒です。あえていえば、トレンドキーワードに合わせているかどうかの違いくらいでしょうか。ですから、Google DiscoverのSEO対策をすることは、決して損ではありませんので、ぜひ、対応を検討してみてください。
3万回のA/Bテストで見えた!「顧客を動かす」訴求メッセージ
些細な表現の違いが、コンバージョンや売上に大きく影響することは少なくありません。顧客視点に立ち、「気の利く提案」や「つまずきケア」となるメッセージ発信が重要となります。この資料では、コンバージョンに影響する「訴求メッセージ」の言葉選びについて解説していきます。
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