3万回のA/Bテストで見えた!「顧客を動かす」訴求メッセージ
些細な表現の違いが、コンバージョンや売上に大きく影響することは少なくありません。顧客視点に立ち、「気の利く提案」や「つまずきケア」となるメッセージ発信が重要となります。この資料では、コンバージョンに影響する「訴求メッセージ」の言葉選びについて解説していきます。
Googleトレンドはリアルタイム検索ツールのひとつで、ユーザーの注目度が高い情報を収集できます。ユーザーにとってのトレンドがわかれば、マーケティングにも有効活用できます。ここでは、Googleトレンドをマーケティングに活用する方法などをご紹介します。
Googleトレンドは、Googleが提供する検索ツールのひとつで、リアルタイム検索としても使えます。リアルタイム検索のメリットとしては、ユーザーの注目度が高い情報を収集できることがあります。個人だけなく企業でも利用価値があるでしょう。特に、Googleトレンドは、キーワードの検索回数の推移やキーワードとユーザーの検索行動についてもわかるので、マーケティングの分野での応用範囲は広いでしょう。
また、過去1時間や過去1年などの条件で絞り込み検索することも可能です。最大で過去5年間までの検索キーワードを追跡調査できるので、キーワード調査をする場合にとても便利です。
Googleトレンドを使う場合は、Googleのアカウントも料金も必要ありません。任意のブラウザ上で「Googleトレンド」のページを開き、ページ上部にある検索窓にキーワードを入力して「検索」ボタンをクリックするだけで使えます。
また、Googleトレンドのトップページでは「最近の急上昇」などの情報も表示されます。ここでは、Googleトレンドの機能について、ご紹介します。
出典:Googleトレンド
Googleトレンドのメイン機能が「調べる」です。Googleトレンドのトップページ左上にあるメニューアイコン(ハンバーガーメニュー)から「調べる」を選択して使います。トップページの検索窓からも同様に「調べる」が使えます。「調べる」では、最大5つまでのキーワードを入力し、キーワードごとに検索ボリュームの推移などを調べることができます。
検索結果のページでは、「人気度の動向」を折れ線グラフで時系列に表示したり、「地域別のインタレスト」で話題になっている地域を地図上で表示したり、「関連トピック」「関連キーワード」のリストを見たりできます。
また、検索結果は、「日本」「過去12ヵ月」「すべてのカテゴリ」「ウエブ検索」のタブがありますので、「対象国」や「対象期間」「対象カテゴリ」「対象の検索方法」を条件に絞り込みもできます。
Googleトレンドの「急上昇ワード」も、使い勝手のいい機能です。Googleトレンドのトップページ左上にあるメニューアイコンから「急上昇ワード」を選択して使います。トップページにも「最近の急上昇」というカラムで、簡易的な情報を見ることができます。
「急上昇ワード」のページでは「毎日の検索トレンド」と「リアルタイムの検索トレンド」がわかります。なお、デフォルトでは「日本」が対象ですが、対象国で絞り込むことが可能です。
「毎日の検索トレンド」では、日別に検索数の上昇が著しいキーワードがわかるほか、関連ニュースサイト、検索ボリュームがわかります。また、下方にスクロールし「さらに読み込む」をクリックすることで、過去の「毎日の検索トレンド」を見ることもできます。
リアルタイム検索ツールとして使うなら、過去24時間以内を対象とした「リアルタイムの検索トレンド」を利用します。こちらは、関連ニュースサイト、検索ボリューム以外に、「調べる」と同じ「人気度の動向」を折れ線グラフや、関連キーワードも確認できます。
Googleトレンドではリアルタイム検索以外にも、年単位のキーワードを調査できます。Googleトレンドのトップページ左上にあるメニューアイコンから「Year in Search:検索で振り返る」を選択します。「Year in Search:検索で振り返る」のページに移動すると最新年のデータが表示されているので、右上にあるプルダウンメニューから調べたい年を選びましょう。年を選ぶと、その年の急上昇ワードが表示されます。なお、デフォルトでは「日本」が対象ですが、対象国で絞り込むことが可能です。
急上昇ワードは「急上昇ランキング」のほか、「話題の人」など、様々なジャンルの上位ワード5件が表示されており、「さらに5件を表示」を選ぶことで、最大10件までの表示が可能です。また、キーワードをクリックすると、「調べる」での検索結が表示されます。
Googleトレンドでは注意しておきたいキーワードを登録しておくことで、最新情報をメールで受け取ることも可能です。キーワードの登録は、Googleトレンドのトップページ左上にあるメニューアイコンから「登録」を選択します。
「登録」では、「検索キーワード」や「トピック」「対象国」「頻度」を設定可能です。また、「急上昇ワード」の通知も、登録できます。
Googleトレンドのトップページでは、「最新の記事とインサイト」を見ることもできます。記事執筆時点では、「Year in Search: 検索で振り返る 2021」として、2021年の急上昇ワードが参照できるページへのリンクが設置されています。
「Google Trends – Hot Searches」では、トレンドとなっているキーワードをスクリーンセイバーとして表示することができます。表示できるキーワードは最大25キーワードで、左上のアイコンから表示数を設定します。また、左下のテキスト部分から対象言語を設定できます。マウスオーバーしないとテキストが表示されないので、ご注意ください。
Googleトレンドを利用すれば、キーワードに対して、検索数の推移や絞り込み検索、複数キーワードの比較など、役立つ情報を収集できます。ここでは、Googleトレンドで収集できる情報をご紹介しましょう。
Googleトレンドの「調べる」を利用して、調査したいキーワードの検索数の推移を調査できます。検索数の推移を見たい場合、「調べる」のページから調査したいキーワードを入力して検索し、検索結果のページにある「人気の動向」という折れ線グラフを見ます。
「人気度の動向」のグラフは、相対評価になっており、最大検索数期を100として表示していますので、リアルな検索数でないことにご注意ください。
「人気の動向」という折れ線グラフは、デフォルトでは「過去12ヵ月」になっていますが、「過去1時間」「過去4時間」「過去1日」「過去7日」「過去30日」「過去90日」「過去5年」などから、調査範囲を選ぶことができます。また、絞り込みのためのカテゴリも「アート、エンターテインメント」や「ニュース」など複数ありますし、検索対象も「画像」や「ニュース」なども指定できます。
前述したように対象国も選べます。ですから、業界などによって違う意味のある言葉を検索する場合でも、上手に絞り込めるでしょう。例えば、「ハスラー」を検索する場合、「アート、エンターテインメント」のカテゴリなら映画の「ハスラー」、「自動車」のカテゴリであれば、車の「ハスラー」について、調べられるのです。
Googleトレンドの「調べる」を利用して、複数のキーワードの検索数を比較できます。複数のキーワードの検索数を比較したい場合、「調べる」のページから調査したいキーワードを入力して検索すると、キーワードを入力した枠の隣に「+ 比較」というカラムが表示されますので、クリックして追加したいキーワードを入力します。キーワードは最大5つまで比較可能です。
比較データは「人気度の動向」の折れ線グラフと棒グラフで確認できます。キーワードごとに色が異なるので、どのキーワードが人気かを見わけることができます。
Googleトレンドの「調べる」を利用して、調査したいキーワードの関連トピックや関連キーワードを調査できます。関連トピックや関連キーワードを調べたい場合、「調べる」のページから調査したいキーワードを入力して検索すれば、検索結果のページに「関連トピック」「関連キーワード」というカラムが表示されます。
Googleトレンドの「急上昇ワード」のページでは、「毎日の検索トレンド」と「リアルタイムの検索トレンド」で、検索ボリュームが急上昇しているキーワードを調べることができます。どちらも、検索ボリュームをベースにランキング形式で紹介されていますので、人気順もわかります。
ご紹介したように、Googleトレンドではさまざまな情報を収集できますので、マーケティングの分野で活用できます。ここでは、Googleトレンドをマーケティングで活用する方法を見ていきましょう。
マーケティングでは、ユーザーがどのような出来事に関心を持っているのかを知ることは大切です。そこで、Googleトレンドで、ユーザーの興味・関心の高いキーワードを調べたり、関連キーワードから更にユーザーの意図を読み解いたりすることに活用できます。
国だけでなく地域別にキーワードの人気度を調べられるので、エリア別のキーワード対策を考える際にも利用できます。
特定のキーワードにおける検索数の推移について、「過去12ヵ月」を利用すれば1年を通して、どの時期が人気かがわかります。
人気の時期がわかれば、広告出稿に有利なタイミングを調べることにも活用できます。例えば、エスプレッソマシーンの広告を出す場合、引っ越しシーズンが最適なのか、お中元やお歳暮のシーズンが狙い目なのか、感覚値ではなく、過去の検索動向を見た上で判断できるのです。
Googleトレンドで、ユーザーの関心が高いキーワードをリサーチできますので、オウンドメディアの記事制作で、ネタ探しに活用できます。トレンドキーワードでの検索結果は、通常の検索結果と異なります。ですから、トレンドキーワードを使った記事を作成すれば、ドメインパワーなどがなくても、リアルタイム検索では上位表示される可能性があります。
上位表示されれば、他サイトから興味を持ってもらい、被リンクを集めるチャンスが生まれます。また、関連するキーワードがわかりますので、キーワード対策の幅を拡げることもできるでしょう。
「人気の動向」という折れ線グラフは、オウンドメディアなどにリンクして貼り付けることも可能ですので、記事のエビデンスとして有効活用できます。データ自体はリンクされているので、いつでも最新のデータが掲載されるのも、信頼性が高い情報としてユーザーに受け入れられるでしょう。
Googleトレンドのマーケティング活用の際に重要となるライティングスキル、「言葉選び」についてまとめた下記の資料もご参照ください。
Googleトレンドだけでなく、Googleには「Googleキーワードプランナー」という、キーワード関連のツールがあります。しかし、同じ、Googleから提供されているツールですが、Googleトレンドは登録不要、Googleキーワードプランナーはアカウント登録が必要という違いがあります。
なぜ、登録が必要かといえば、Googleキーワードプランナーはアカウントを登録した上で、Google広告の管理画面にログインしなければ使えないからです。Googleトレンドが一般的なトレンドキーワードについて調べられるツールであることに対し、Googleキーワードプランナーは「広告」といった側面からキーワードを見るツールだと言えます。具体的には、以下のような4つの情報を調べることが可能です。
同じキーワードで出稿している競合の強さを「弱・中・強」で表示。
月間の検索数を表示(出稿条件あり)。
Google広告出稿時のクリック単価(CPC)基準値を表示。
調査したいキーワードで関連性の高いキーワードを表示。
Googleトレンドでできることはたくさんありますが、注目すべきはトレンドキーワードの深掘りです。
例えば、PC用のモニターを販売する際に、Googleトレンドを利用すれば、キーワードとして「モニター」と「ディスプレイ」のどちらのキーワードがいいのかを調べることができます。また、「コンピューター、電化製品」のカテゴリで「モニター」を検索すれば関連トピックに「165Hz」が表示されますので、「165Hz」をさらに調べていくこともできます。
このように、Googleトレンドのユーザーの興味・関心を惹くキーワードを見つけることもできるので、ぜひ一度使ってみてください。
3万回のA/Bテストで見えた!「顧客を動かす」訴求メッセージ
些細な表現の違いが、コンバージョンや売上に大きく影響することは少なくありません。顧客視点に立ち、「気の利く提案」や「つまずきケア」となるメッセージ発信が重要となります。この資料では、コンバージョンに影響する「訴求メッセージ」の言葉選びについて解説していきます。
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