楽しみながらコンテンツへ誘導!ハロウィン時期の接客事例/サンリオ様

マーケティング接客事例

榎原 直人

今回はサンリオ様サイト上にて先週まで実施しておりました「ハロウィン」の施策をご紹介ます。楽しみながらコンテンツへ誘導するちょっとしたハロウィン的ゲームを実施しました。

こんにちは。カスタマーサクセス の榎原です。

社内では「シナリオ仙人」として、日々シナリオの精度を高めております。

今回はサンリオ様と取り組んだ、ちょっと変わった接客シナリオの事例をご紹介します。

以前からサンリオ様では、変わった表現のPOPUPやクリスマスなどのイベントごとに、ゲーム性のある接客を実施して、成果を上げてきました。今回は先週まで実施しておりました「ハロウィン」の施策をご紹介します。

今年のハロウィンは、2つのテーマ「Cool」と「Cute」でLP(コンテンツのあるランディングページ)が分かれているということから、楽しみながらコンテンツへ誘導する、ちょっとしたハロウィン的ゲームという路線で考えました。TOPページに来ると、最初のPOPUPが表示され、「START」を押した後、「おばけ」か「かぼちゃ」を3つづつ捕まえる、という内容です(スマートフォンのみ)。

画像:サンリオ様のスマホサイト画面。ポップアップでゲームをスタート、おばけがポップアップで画面上にでてきている

このゲームのポイントは、「難易度が高め」なところです。やや難易度を高くしておくことで「何度もトライしたくなる」モチベーションの喚起を狙っています。何度もトライすると、気持ちが入り込んで“労力に見合った結果”を求めたくなります。よって、「結果=ページを見たい」意欲が増すのではないかと考えました。言い換えると、次のページを見るモチベーションを、<ゲーム難易度を高くすることで調整>し、ページ遷移を促進させたということになります。

この難易度調整は最初から狙ったわけではありませんが、サンリオ様との相談の結果、「簡単すぎるよりは少し難しいくらいが良い(ただし視認性は高く、難しすぎず)」というバランスに落ち着きました。実際の計測結果では、ゲームの接客シナリオを体験したユーザーのページ遷移率が、体験していないユーザー(接客シナリオ非表示ユーザー)のページ遷移率と比較して10倍ほどアップしました。

TOPページやキャラクターページなど、目的を持って来訪したユーザーに対し、声掛けで任意のページへ誘導する施策の場合、通常サンリオ様ではポップアップ非表示ユーザーに比べて1.5倍から3倍程度のページ遷移率の改善を実現しておりましたが、今回の施策は従来の施策の成果を大きく上回り、ページ遷移率の改善が10倍と大きな結果につながることを確認できました。

今回実施した接客シナリオの挙動を動画でもご覧いただけます。

<ゲーム成功直後にCuteに遷移>

<ゲーム失敗後にCoolに遷移>

Sprocketでは、このようなエンターテイメント性のある接客シナリオも実施しております。

シナリオ仙人こと榎原は、エンドユーザー様に心地よい体験をお届けすることはもちろん、エンターテイメント性も追及して参る所存です。

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