コロナを乗り越えろ!?対策事例をご紹介
新型コロナウィルスによる影響の中、マーケティング環境はどのように変化してきているでしょうか??弊社も様々な業種・業態のお客様をご支援している関係上、幅広く状況を観測しなければならない立場にあります。十分とは言えませんが、これまで我々なりに調べてきた結果について、共有できる範囲でこちらでも共有させて頂きたいと思います。
なお、調査の性質上エビデンスとしては不十分な所があること、
偏りもかなりあることあらかじめご容赦いただけますようお願い致します。
食べ物系は大きく伸びている
これはとても当たり前ですが、宅配系、食品のECサイトは大きく伸ばしているところが
多い模様です。
面白い取組としてはピザハットさんが3/12から開始された
「置きピザ」。
https://pizzahut.jp/topic/okipizza/service
デリバリースタッフとの接触も避けたいというお客様の不安事項に応えるサービスで、
指定の場所(玄関先など)に「置く」ことで配達完了とするという内容です。
コロナ対策として始められたサービスですが、デリバリースタッフも巻き込んだ
サービス提供としては異例のスピード感と言って良いのではないでしょうか。
無責任な配達が増えないか・・・などの議論ももちろんあったかと思いますし、
大胆な意思決定をされたなと感じました。
保険系はあまり変化なし
ご時世的には少し生々しい印象も受けますが、保険系のサービスは今回直接的な影響はそれほど大きくは出ていない模様です。
こういう時期だからこそ考える人も増えそうですし、むしろ保険業界はチャンスがあるのかもしれません。
アパレル系はEC伸長
銀行さんとの会話でもあったのですが、今回のコロナでまず打撃を受けたのが飲食店とアパレル業界だそうです。
インバウンド需要がなくなったことから早い段階で影響を受けており、
さらに直近の国内感染の広がりで国内需要も凹んできているとのこと。
ECは伸ばしているところが多い模様で、中には昨対で2倍近くになっているところもありました。
家にいるから服を買わないのでは、という声も聞きましたが
意外にECは堅調のようです。気分が沈みがちだからせめて洋服でも・・・
という心理も働くのかもしれません。
ビームスさんが実施されたライブコマース、
https://www.advertimes.com/20200331/article311575/
1時間の配信で6000人視聴、100万円弱の売上とのこと。
必ずしもコロナに合わせた施策ということではないのかもしれませんが、
家で楽しめるエンターテイメントについてはおしなべて需要が高まっている中で、
家でできる新しい買い物体験にも注目は集まりやすいのかもしれません。
その他見かけた工夫
映画館を展開するチネチッタさんでは、
座席間隔を1席ずつあけて販売するという取組をされています。
https://cinecitta.co.jp/
高速バス予約のウィラートラベルさんでは、対策をご紹介する
コンテンツを用意。乗務員の対策、乗客の対策をそれぞれご案内されています。
https://travel.willer.co.jp/notice/detail/2020012701.html
また、キャンセル料免除の対応も合わせて実施中。
https://travel.willer.co.jp/dy/3/common/pc/rinjiMessage/231
あからさまに逆風な中でどういう対策を打っていくべきか。
またどのようにお客様に伝えていくべきか。
答えが見つけにくいテーマですが、出来ることで試行錯誤していくほかありません。
同じ商品でも在宅利用をアピールするなど、これまでと違った
コミュニケーションにチャレンジされているケースもありました。
マーケティング施策がオンライン側にシフトしていかざるを得ない中、
どれだけ工夫してコミュニケーションの幅を広げていくことが出来るかが
求められてくる気がします。
ひきつづき、興味深い取組があればまたご紹介していきたいと思います。
苦しくはありますが、なにか出来ることはあるはずです。
僕らも引き続き知恵を絞りながら頑張っていこうと思います!
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