リブランディングへの思い
先日9月11日、オフィス移転とともにロゴをはじめCI全般を見直すという、当社としては初めてのリブランディングを行いました。このリブランディングをしようと思ったきっかけについて、少しお話させてください。
およそ半年をかけてのプロジェクトで、僕自身も実はこうした取り組みは今回が初めてだったので色々と迷うことも多かったのですが、無事にローンチできて一安心です。初めてステッカーやTシャツも作ってみて、嬉しくなってしまいました。
Sprocketを創業以来、オンラインでのコミュニケーションに「おもてなし」の世界観を載せていくことで、
- 「もっと違った体験をユーザーに提供することができるのではないか」
- 「コミュニケーションの幅をもっと広げていけるのではないか」
- 「そうすることで態度・行動の変容を生み出すことがもっとできるのではないか」
そんなことをずっと考えて取り組んできました。
最初は僕ら自身も正解をもっているわけではなく、おもてなしの世界観と言っても具体的にはどういうことなのか、本当に態度や行動の変容を促すことができるのか、すべてが仮説の段階で、これから実践していかなければならないというところからのスタートでした。
この仮説に共感してくれた初期の導入企業様や投資家の皆さん、支えてくださってきた皆さんには本当に感謝しています。
何度も試行錯誤を繰り返し、うまくいかない時期を経て、少しずつ僕らなりにこのアプローチで結果を出すことに自信が持てるようになってきました。
具体的な成功パターンも数多く発掘することができてきています。今ではおよそ半年ほどいただければ、費用対効果目標をほぼ超えられるという段階にまで至っています。
このような状態に至れた今、僕らも改めて自分たちの立ち位置を見直していくべきではないかと考えたのが、このリブランディングの背景です。
これまで僕らは、体験の性質というよりも、結果としての行動の変容にフォーカスし、主に数値を活用して対外的なメッセージを発し続けてきました。コンバージョンの改善率、導入の費用対効果といった要素です。生み出すべき体験の質を訴えるより前に、まずは導入の成果をちゃんとお返しできないと、マーケティング支援企業の立場としては存在意義がないと考えたためです。
実践においては創業以来の仮説を実証すべく、安易な施策に流されることなく愚直に取り組みを続けてきました。その結果、ユーザーの迷いや不安を取り除いたり、手間や不便を解消したりといった、これまでのオンラインコミュニケーションではあまり取り組まれてこなかった性質の体験を提供することで、たしかに成果をお返しできるという実績を積み重ねることができてきました。
改めて、数値だけにとどまらず、僕らが作ってきた体験の性質についても合わせてメッセージを発信できる、そんな段階に来たと胸を張れる状態になったと考えました。
昨今、顧客の体験を良くしようという大きなトレンドは疑うべくもありません。
そんな中、どのような体験を具体的には作っていけば良いのか、作り上げた体験は本当にユーザーの行動の変容を促進しているのか、僕たちはこのテーマにお答えすることができます。
Sprocketは新しいビジュアルイメージに変わりましたが、本来僕らが言いたかったことはなにも変わっていません。変わったのは自信と実績です。おもてなしの世界観を実現し、本当の関係性構築を支援する。これからのSprocketにご期待ください。
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