ユーザーに対して積極的に解決方法を提案できるWeb接客ツールへのニーズが高まっています。Sprocketでは、Web接客ツールを類型化して俯瞰することで、目的や課題から各企業が必要とするツールの見通しが立てられるのではないかと考え、代表的なWeb接客ツールを独自調査に基づき分類・一覧化しました。
Web接客ツールを導入したい! 導入の際に気をつけなくてはならないことは?導入フローは?
自社に必要なツールを選定・比較する際にご活用いただける、『Web接客ツールカオスマップ』をご用意しました。
1.Web接客ツールの導入の仕方
Web接客ツールの導入は基本的には簡単に行なえます。
ツールによって導入の方法に多少の差はありますが、概ね以下の手順で導入が可能です。
手順は以下の通りです。
- メールアドレスなどの必要なクライアント情報を登録
- サイトのURLを登録
- 専用タグをサイトにコピー&ペースト
- 商品の価格情報や商品IDなど、URLから情報を判定できないような情報をパラメータとして専用タグに付加
- 接客シナリオを設定
という流れになります。ツール側で情報を取得するために、専用タグを発行してもらった後は取得したい情報をパラメータとしてタグに追加する作業がありますので、導入企業側に開発の知見を有している人間がいると導入がスムーズです。またはSprocketのように、パラメータを管理画面側で設定できるため専用タグ1つをサイトへコピー&ペーストをするだけで導入ができるといった導入企業側の手間を省けるツールも存在しますので、それを選ぶのも一つの手です。
2.Web接客ツールの導入することのメリット・デメリット
メリットとしては、
- チャット機能を用いればユーザーは疑問点をすぐに解決することができるため、離脱率を低下させやすい。
- ポップアップを表示することでユーザー一人一人に最適なメッセージを配信することができ、離脱率の低下やコンバージョンの改善を促せる。
- ユーザーに適した割引クーポン情報などをポップアップでページ上に展開することで、ユーザーの購買意欲が高まる。
デメリットとしては、
- 機能が多機能に渡るツールもあるため、機能を正しく理解していない場合、ツールを使いこなせない可能性がある。
- チャット機能はオペレーターによる人為的な対応が必要となるため、迅速なレスポンスができるようオペレーションの体制を組む必要がある。
- クーポンやキャンペーンをWeb接客ツールで展開することが効果的な反面、戦略なく導入した場合にはそれに依存してしまう傾向がある。
Sprocketでは、消費者1,000人を対象としたアンケート調査の結果から、Webサイトの顧客体験を向上するオンライン接客についてまとめた資料を公開しています。ぜひダウンロードしてご活用ください。
3.まとめ
Web接客ツールの導入までのメリット・デメリットをご理解いただけましたでしょうか。それぞれの接客ツールには特徴がありますので、自社の状況に合わせてどのツールを導入すべきか検討してみてください。
サービス資料ダウンロード
Sprocketの特徴、MA・CDP・BIの機能、コンサルティングサービス、事例などをご紹介します。
導入検討の相談・見積もり
新規導入、乗り換えのご相談、MA・CDP・BIの各ツールの比較などお気軽にお問い合わせください。
03-6420-0079(受付:平日10:00~18:00)