“ユーザー目線”をどう実現する?社内政治に負けないWebサイトの情報設計
Webサイトの構造はユーザー目線で設計することが重要です。しかし、さまざまな要因からユーザー目線を第一に情報設計を行えない場合もあります。そうした際にはどのような情報設計で対応していけばよいのでしょうか。具体的なパターン例とあわせてご紹介していきます。
車や住宅、船舶など高額な商材は、商品説明などの関連情報が複数のページにわたることも少なくありません。スムーズにページ移動ができないと、ユーザーの離脱につながってしまいます。ここでは、ポップアップを活用してサイト内の回遊をサポートした事例をご紹介します。
ある船舶商材を扱うメーカーのWebサイトでは、商品の特長やスペック、外観、内装などでそれぞれページが分かれており、詳細な情報が各ページに掲載されています。それぞれのページはヘッダーのメニューから移動できますが「そのリンクに気付いていないユーザーがいるのでは?」という仮説がありました。
商品に興味がありサイトを訪れているユーザーが必要なページを閲覧せずに離脱してしまうのは、大きな損失です。そこで、ポップアップを活用して各ページへの回遊を促す施策を実施して成果を計測しました。
いずれかの商品説明ページを閲覧しているユーザーに「次のページへどうぞ」「製品のスペックを見る」といったポップアップを、ページ内容の閲覧を妨げない位置に表示しました。各ページへのリンクを見逃したユーザーをフォローする導線を用意したわけです。ポップアップのデザインもサイト内のパーツと合わせて、違和感がないように調整しました。
ページをスクロールすると、途中で画像や動画などのコンテンツが配置されています。ポップアップがそれらのコンテンツに重ならないよう、特定のタイミングではポップアップが非表示になるよう細かい配慮も怠らずにチューニングしました。
ポップアップでサイト内の回遊を促した結果、資料のダウンロードや相談の拠点検索など、問い合わせに類する行動が従来の120%以上に改善しました。このA/Bテスト結果から、従来のメニュー構成では離脱してしまっていたユーザーが一定数いることが証明されたわけです。
WebサイトのUIは、多くの人にとって使いやすいように設計されています。それでも、リンクに気付かなかったり、メニューを見逃してしまう人もいるかもしれません。Sprocketはユーザーの行動データを参照し、必要と思われる情報を適切に出し分けることが可能です。メニュー構造をすぐに変えられないという場合でも、ポップアップであればUIがカバーできていないところをピンポイントでフォローできます。
“ユーザー目線”をどう実現する?社内政治に負けないWebサイトの情報設計
Webサイトの構造はユーザー目線で設計することが重要です。しかし、さまざまな要因からユーザー目線を第一に情報設計を行えない場合もあります。そうした際にはどのような情報設計で対応していけばよいのでしょうか。具体的なパターン例とあわせてご紹介していきます。
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