OMO最前線の事例解説 EC分野ではVR/AR、メタバースをどう活用していくか?
本資料では、VR/AR、メタバースに関する最新動向を俯瞰しながら、Eコマースやリテール領域における事例をご紹介します。
VR/AR、メタバースに関する最新動向を俯瞰しながら、Eコマースやリテール領域における事例をご紹介します。
VR/ARやメタバースへの注目度が高まり、取り組みを始める企業が増えています。これらの領域は、ゲームなどのエンターテインメント分野での活用が中心でしたが、技術革新とコロナ禍によるオンラインコミュニケーションの浸透により、他分野での導入事例も珍しいものではなくなっています。金融大手シティグループの最新メタバースレポートでは、市場規模は2030年に最大13兆ドル(1,764兆円)に達する見込みです。
この状況を受け、Eコマース領域では、OMOの文脈を含め、進化するVR/AR、メタバースの世界にどのように対応していくかの議論が活発化しています。日本国内でも、メタバース空間で行われるイベントへのブース出展やARを用いたプロモーションなどが進み、2021年は真のVR元年(※コンシューマー向けVRデバイスの登場が相次いだ2016年は、VR元年と呼ばれていました)、2022年はメタバース元年とも言われています。
VRとAR、そして同列で語られる頻度の高いMRも一緒に、それぞれの特徴や違いを簡単に説明します。VR/AR/MRを総称して、XR(エックスアール)とも呼びます。いずれもコンテンツの体験には専用のデバイスが必要のため、手に入りやすい価格帯で使いやすいデバイスの登場が、XRを一般層へ普及させるカギといわれています。
VR |
Virtual Realityの略。日本語では、仮想現実などと訳される。仮想空間の中に身を置き、VRコンテンツに接する。VRゴーグルやVRヘッドセットなどのVRデバイスが必要。 |
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AR |
Augmented Realityの略。動きや情報の起点が現実世界にあり、その起点をARデバイス(スマートフォンのARアプリなど)でかざすと、画面の中にデジタルコンテンツや情報を表示できる。ARを用いた代表的なサービスに、ポケモンGOがある。 |
MR |
Mixed Realityの略で、複合現実のこと。ARの発展形。MRデバイスを用いて現実を拡張するだけでなく、拡張した情報に触れたり、編集が可能。 |
メタバース(Metaverse)とは、「Meta」と「Universe」を組み合わせた言葉です。簡単に言うと、現実世界ではない別の世界を表します。バズワードのブロックチェーンは、メタバースと相性が良い技術として注目されています。
ブロックチェーンは、ブロックと呼ばれる単位でデータを管理し、それを鎖(チェーン)のようにつなげて保管します。ネットワークの参加者がブロックを分散して保持し、そのデータの公正性を担保する仕組みです(分散型ネットワーク)。ブロックチェーンでは、データの改ざんが困難といわれています。
そして、最近耳にすることが増えたNFTとは、Non-Fungible Token(ノン-ファンジブル トークン)の略で、固有の価値を持つトークンです。トークンとは、ブロックチェーン上で動作する暗号資産のこと。インターネット上でやりとりをする財産的価値になります。NFTと組み合わせることで、デジタルアートは固有の価値を持てるようになり、NFTアートとして注目されるようになりました。
この続きは、下記のホワイトペーパーでお読みいただけます。そちらをぜひご参照ください。
【無料】EC分野でのVR/AR、メタバース活用方法
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