知識、経験が豊富で「自社開発」を選ぶ会社に売り込むには
通販化粧品のガシー・レンカー・ジャパンの藤原さんは、現在ABテストを実施する上で外部のツールの類は使っていないそうです。以前はOptimizelyを使っていたそうなのですが、結局合わずに自社開発を選んだそうです。ABテスト以外のツールについても、外部のプロダクトを使うよりも、自社開発することが多いとのこと。
少し前になりますが、8月に開催されたダイレクトサミットの中で、オイシックス西井さんがモデレータを務めたABテストの話題がメインのセッションがありました。
セッションの後、藤原さんに個別にお話を伺ってみたところ、自社開発が方針というわけではなく、結果的に自社開発をせざるを得ない状況になっているとのこと。というのも、ガシー・レンカーさんの場合、ビジネスが商品3つに限られた単品通販であるということや、カートの仕組みをシンプル化しているという特殊な状況であることから、あまり適用できる外部のツールがなく、また自分たちの考えを超えるような提案をもらえるわけでもないことなどから、結果外部ツールではなく、自社開発をしているそうです。ただ、外部ツールは全く利用しないというわけではなく、協議しながら使いようが見えれば採用することもあります、とお話されていました。
藤原さん自身は非常に中立的な立場にから物事を判断されており、ベンダーを下に見ているということは全然なく、色々試した結果、自社開発がメインになっているという印象でした。藤原さんが中立的な立場からツールを選択されているからこそ、提案するベンダーとしては余計に悩まされる話で、「想像を超えるものをちゃんと持ってこいよ」と言われているわけでもありますし、ハードルの高いお客さんであることは間違いありません。セッション内容を聞く限り、ABテストは鬼のようにやっている方なので、この辺りの知見は国内でもトップクラスだろうと思われます。
僕らとしては、逆にだからこそ是非藤原さんのように最前線にいる方にSprocketを使って頂かなければいけないなと感じました。もちろん簡単ではないだろうと思いますが、そこに至るまでの知恵を絞っていくことがSprocketとしての成長につながりますし、しっかり考えきれば納得いただける案を持っていけるはずです。
Sprocketの提案としては、基本的には過去取り組んだことのないことへの挑戦になります。それだけに可能性をどこまで信じていただけるかがキモです。藤原さんにこの内容なら成果が出るのではないか、あるいはこの連中とであれば成果が出せるのではないか、と信じていただけるレベルにまでSprocketをブラッシュアップさせきりましょう!
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