トヨタの水素カー「MIRAI」に乗ってみた
サービス利用記第二弾は、なんとトヨタの水素カー「MIRAI(ミライ)」。アメリカで開催されている「Poptech」というイベントに参加したのですが、そこのスポンサーの1社がトヨタで、参加者向けにミライを披露かつ試乗させてくれるというPRをやっていました。これは乗るしか無いということで乗ってみました。
折しも2015年10月21日はバック・トゥ・ザ・フューチャーの日ということで、トヨタもそれに合わせた動画を配信していました。
ミライはまさにこれに出てくるクルマです。
じゃん!
後部、ナンバープレートの左下にMIRAIとあります。見た目は普通の車と特に変わらない。
ボンネットを開けるとこんな感じ。フロントガラスよりの真ん中にある銀色のハコが水素エンジンです。同行した車に詳しいメンバーにによると、構造は通常の車とあまり変わらないが、ガソリン車に比べて熱が出ないので熱処理系の機構がないとのこと。
カーナビの画面がこんな感じ。ちょっと見にくいですが、左側のバーに「APPS」というタブがあって、音楽、電話、地図、など色々なアプリを起動できるようになっています。ここのエリアはサードパーティにも開放する・・・と同行してくれたトヨタの人が言ってました。ちなみにOSなどはトヨタオリジナルだとのこと。ただ明らかにそういう方面に詳しい感じの人ではなかったので違うかも^^;
Sprocket的には気になる部分ではあります。Sprocketからの配信先チャネルの1つにこのパネルが加わる、ということも十分あり得ます。
てことで運転出発!Poptech会場周辺を1周する感じで、およそ5分位の運転です。
む~、静かなことを除いてアクセルの感じなど、普通のガソリン車と全く変わらない。変わらなさすぎるのが逆にすごい。多分、何も言われなければ感覚的には普通の車を運転しているのとわからないんじゃないかと思います(僕みたいな車に詳しくない人間なら特に)。そのへんは、やはり普及させることを狙ってそうしているとのこと。
おっと右折せよとのトヨタおっちゃんの指示が・・・ブレーキを踏むわけですが、この感覚はちょっと違いました。思ったよりソフトで、あれブレーキかかってるのかなこれ?という感じ。強く踏んでようやくいつものような感じで減速してくれる。ここは慣れないとブレーキが浅くなりそう。
ただそれ以外は本当に普通に車を運転しているのと同じ感じでした。残念ながらテスラは僕はまだ運転したことはないのですが、同行メンバーが運転したことがあるらしく、こちらの方はかなり運転の感覚が違うらしい。これはこれで意図してるんでしょうけど、向いている方向性がトヨタらしいというか、確かに普及帯を考えているんだろうなという感じがします。
あと、走りだすと、ナビは普通にこんな感じで進んでいきます。
これはダッシュボード。水素の供給インフラがやはりまだ整っていないとのことで、正式発売時にはアメリカでも2箇所しかないらしい。1回の充填(給油じゃなくて充填というらしい)でだいたい650キロくらい走るようです。充填にかかる時間は数分とのこと。ここが電気自動車と一番大きく違う点ですね。購入してから最初の3年は充填費用はタダとのこと。インフラの充実が最大の課題ですね。当たり前ですがホントにゼロ・エミッションなので、これが普及すれば環境は劇的に改善しそうです。
最後にパチリ。楽しかった!
MIRAIという名前で来年販売開始とのこと。楽しみですね!ネット的にどういじれるのかという点も気になります。Sprocket的にはむしろそこが関心の対象になりますので引き続き情報は追いかけていこうと思います。
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