Sprocketの導入でヤンマーホールディングスのオンラインEXPO登録率が143%に改善!

リリース

Web接客の分析手法を活用しBtoBサイト全体のパフォーマンスを最大化

CRO(コンバージョン率最適化)のためのプラットフォームを提供する株式会社Sprocket(本社:東京都目黒区、代表取締役:深田 浩嗣)は、ヤンマーホールディングス株式会社(以下、ヤンマー)のWebサイトにおいて、Sprocketを活用することによりコンバージョン率およびWebサイト全体のパフォーマンス改善につながった事例を発表いたします。

Sprocketの導入背景

ヤンマーは1912年の創業以来、「大地」「海」「都市」のフィールドで、産業用エンジンを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開し、お客様の課題を解決するソリューションを提供しています。ヤンマーのWebサイトは、一つのドメインにすべての国や事業部の情報が集約されており、来訪目的が非常に幅広いことが特徴です。以前は、ナビゲーションや階層を整理することで「お客様自身で必要な情報にたどり着いてもらう」という構想でWeb構築をしてきましたが、コンテンツが増えるにつれ、UI改善のみでは潜在顧客に対して十分なコミュニケーションを図れないことが課題となってきました。ヤンマーでは、これらの課題解決を目的に2020年5月よりSprocketを導入しています。

BtoBサイトにおけるSprocket導入施策

Webサイトをはじめとしたデジタル領域において、Sprocketのヤンマーにおける主な役割は潜在顧客から見込み顧客への情報提供の改善です。Sprocketの施策では、サイト上のユーザー導線に合わせポップアップを用いたWeb接客が導入されており、「カタログなどPDFのダウンロード」「拠点検索」「お問い合わせ」をコンバージョンとして設定し効果測定をしています。

1. コンバインのおすすめ機種案内でカタログPDFのダウンロード率が従来の111%に改善

ヤンマーの商品一覧ページでは、ECサイトのようにサイト上での販売目的で商品の掲載があるわけではなく、例えば、農業用コンバインのページでは多様な機種について細かいバージョン別に並んでいます。「一覧の中に目的の機種があるのに、見つけにくい」という状態を解消するため、再訪ユーザーに対して、ページ表示から一定の時間を置いて代表的なおすすめのモデルをポップアップで紹介しました。実店舗のような接客をWebサイトで導入することにより、スマートフォンでは、ポップアップを表示することでカタログPDFのダウンロード率が従来の111%に改善しました。

2. 拠点検索の使い方案内で検索結果ページの到達率が111%に改善

ヤンマーではインターネットに慣れていないお客様も多く、グローバル、全事業で6,000を超える販売・サービス拠点の検索方法を丁寧にご案内することは、Webサイトの重要な役割でもあります。検索方法を3ステップでご案内するシナリオを導入したところ、KPIとして設定した拠点の検索結果ページへの到達率がシナリオを実施していない場合と比べて、PCでは110%、スマートフォンでは111%に改善しました。

3. オンラインEXPO(展示会)誘導施策で申し込み完了率が143%に改善

新型コロナウイルスの流行以前は、対面での展示会が見込み顧客獲得の最大の機会であり、展示会で得たお客様の情報をMAツールに登録することでメールでのコミュニケーションにつなげていました。外出自粛が始まった2020年からは、オンライン商談や製品の360°映像など、オンラインでの新しい取り組みを始め、展示会もオンラインEXPOというかたちでの実施になりました。オンラインEXPOへの興味関心を高め、申し込み完了へ誘導することを目的に、SprocketでオンラインEXPOを案内する施策を実施したところ、PCではポップアップを表示していなかった場合と比較して、申し込み完了率が143%にまで改善し、見込み顧客獲得へつながりました。

※ヤンマーの詳しい取り組み事例紹介はこちら:https://www.sprocket.bz/casestudy/20221004.html

ヤンマーご担当者コメント

弊社は基本的にSprocketを自社で運用する自走体制をとっていますが、こちらから課題としてご相談したもの以外にも、CSのご担当者より定期的に毎月のサイト内ユーザーの主要動線やUUボリュームの変化について、レポーティングしていただいています。月ごとでデータの変化を見ると、季節性の商品は増減があるのはあたりまえなのですが、「このルートが減っているのはどうしてだろう?」という気づきにもつながっています。一緒に課題を見つけながら施策もご提案いただき、コンサルティングがあるからこそ、成果を出していると思っています。

ヤンマーホールディングス株式会社について

 1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、産業用エンジンを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開し、お客様の課題を解決するソリューションを提供しています。ヤンマーは“A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで、新しい豊かさへ。-”をブランドステートメントに掲げ、次の100年へ向けて持続可能な社会の実現に貢献していきます。

名 称  : ヤンマーホールディングス株式会社
設 立  : 2013年4月(1912年創業)
所在地  : 〒530-0013 大阪市北区茶屋町1-32 YANMAR FLYING-Y BUILDING
事業内容 : 「世界の都市・大地・海のフィールドで人々の豊かな暮らしを支えています」
      農業機械・農業施設(トラクタ、コンバイン、田植機、管理機など)
      建設機械(ミニショベル、ポータブル発電機、投光機など)
      エネルギーシステム(バイオガスコージェネ、非常用発電機、ガスヒートポンプエアコンなど)
      小形エンジン(産業用小形ディーゼルエンジンなど)
      大形エンジン(船舶発電用/推進用ディーゼルエンジンなど)
      マリン(中小形マリンディーゼルエンジン、プレジャーボート、漁船、海洋設備など)
      コンポーネント(油圧機器、トランスミッションなど)
      などの研究・開発、製造、販売
代表取締役社長 :​​山岡 健人

CX改善プラットフォーム「Sprocket」について

Sprocketは、MA・CDP・BIなどの機能を併せ持つ、複数のプロダクトからなるCX改善プラットフォームです。データから顧客理解を深め、顧客一人ひとりに合わせたコミュニケーションを取ることで、CXの全体最適を実現します。

https://www.sprocket.bz/

株式会社Sprocketについて

株式会社Sprocketは、「テクノロジーで、人と企業が高め合う関係を作る」をミッションに、企業のマーケティング活動を支援しています。顧客接点の全体最適化ニーズに応えるプラットフォームとPDCAサイクルを確実に回すための伴走支援をセットで提供することで、企業固有の課題に向き合い、成果創出にコミットします。

名称 株式会社Sprocket(英文社名 Sprocket Inc.)
設立 2014年4月
所在地 〒141-0031 東京都品川区西五反田7-24-4 K.U.ビル6階
事業内容 CX改善プラットフォーム「Sprocket」の開発・運用とコンサルティングによる成果創出コミットメントサービスの提供
代表者 深田 浩嗣(ふかだ こうじ)

本件に関するお問い合わせ

株式会社Sprocket マーケティングチーム
Tel:03-6420-0079 Email: info@sprocket.bz

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