Sprocket、7.6億円のシリーズC資金調達を実施

リリース

ユーザーの行動からコンバージョンを最適化するプロダクト開発を推進

ユーザーの行動からコンバージョンを最適化するプラットフォームを提供する株式会社Sprocket(本社:東京都目黒区、代表取締役:深田 浩嗣)は、日本ベンチャーキャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:多賀谷 実)、ニッセイ・キャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:安達 哲哉)、DBJキャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:内山 春彦)、株式会社博報堂DYベンチャーズ(本社:東京都港区、代表取締役:徳久 昭彦)を引受先とした第三者割当増資等により、総額7億6千万円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。

当社はこれまでに6億円の資金調達を実施しており、シリーズCとなる今回の調達により累計調達額は13億6千万円となります。

写真:Sprocket代表深田とメンバー

資金調達の背景

Sprocketは、多様化するオンライン利用者にそれぞれにとって最適な体験を提供するために、ユーザーの行動からコンバージョンを最適化するためのプラットフォームを提供しています。今回の調達により、さらなる事業拡大のための体制構築とプロダクト開発を推進してまいります。

 代表・深田のコメント

写真:弊社代表深田

「Sprocketは創業以来、ユーザー視点でより良い接客体験を作ることにこだわってきました。このこだわりを実現するには、ツールの提供だけではなく導入後の支援も含めたホールプロダクトとして作り込むことが大切です。そのため、プロダクトだけでなく、カスタマーサクセスにも惜しまず投資を行ってきました。

その結果、2020年度はSprocketを導入している全企業を平均しても、導入成果の数値目標を大幅に超えるに至りました。今回ご参加いただいた投資家の方からは、カスタマーサクセスのあり方を革新し、新しいSaaSのモデル作りにチャレンジしてきたわれわれの姿勢を評価いただけたと感じています。

企業と顧客が対等で長期的な『主客一体』の関係性を築ける世界の実現を目指し、今後もプロダクトとカスタマーサクセスを融合させたビジネスモデルの構築に取り組んでまいります。また、より多くのお客さまに『接客』の価値を知っていただき、共感していただくための活動にも力を入れていきます。」

プロダクトの近況

Sprocketは、2021年7月20日に新機能「ツリーマップ(α版)」を提供開始いたしました。ツリーマップ(α版)では、Webサイトのディレクトリやページをツリーマップで表現することで従来のアクセス解析ツールよりも直感的にWebサイトの状態を把握し、どのページに改善施策を実施するべきかを検討することが可能になります。

ツリーマップ(α版)

また、2021年7月27日には同様に新機能「データ連携(バッチ取り込み)」を提供開始いたしました。同機能を利用すれば、従来のECサイトなどにおけるログイン情報に加えて、特定店舗の利用実績があるユーザーに対してその店舗の新着ニュースを表示するなど、チャネルを横断した施策が可能になります。

データ連携(バッチ取り込み)

採用情報

今回の調達に伴い、さらなる事業拡大をすべく、以下のポジションの採用を強化いたします。

アートディレクター
デザイナー
コンテンツディレクター(編集者)
セールス
フロントエンドエンジニア
バックエンドエンジニア
コンサルタント(カスタマーサクセス)
など

詳しくは、弊社サイトの採用情報ページをご覧ください。

◇  ◇  ◇

Sprocketは、ユーザーの行動からコンバージョンを最適化することで、クライアントのビジネス成果向上とエンドユーザーへの良質な体験提供を両立させ、さらには「主客一体」を理想とする長期にわたる関係性構築を目指します。
当社は、今後も企業とエンドユーザーの理想的なエンゲージメント形成に努めてまいります。

投資家からのコメント

日本ベンチャーキャピタル株式会社 桑園 寛之 氏

プロダクトとサービスのハイブリッドで効果を最大化するというサービス設計の面白さと、そのテーマを着実に実行してきたSprocketチームへの期待が今回の投資の決め手となりました。

オンラインにおける企業と顧客との関係に、京都の「おもてなし」をビルトインすることを目指しているSprocketのサービスは、長い年月をかけて多くのクライアントに評価されていくものになると期待しております!

 ニッセイ・キャピタル株式会社 松尾 健介 氏

Sprocketサービスの最大の特徴は、多種多様な課題を抱えるクライアントに対して、単なるツール提供にとどまることなく、導入社数250社を誇る経験豊富なCSチームによる勝ちバターンの提案を通じてCVR改善を実現する点にあります。
投資の観点からは、一見、このビジネスモデルは手離れが悪いように思えます。しかし、こうしたクライアントに伴走しながらCVR改善にコミットするといった地道なやり方が競争力の源泉であり、これが結果として顧客満足度の高さ(=利用継続率の高さ)につながっているものと考えます。
今後、ニッセイ・キャピタルはチームSprocketの一員として、Web接客を通じて「おもてなしをデジタル化する」当社の取り組みを強力に支援してまいります。

DBJキャピタル株式会社 増山 真輝人 氏

コロナ禍を契機として多くの企業がWeb上での製品販売に注力する中、Web上でもリアル店舗と同様の「接客」を実現するSprocketの価値は今後ますます高まっていくと思います。また、プロダクトだけでなくカスタマーサクセスも重視し、クライアントとエンドユーザーに対してしっかりと価値を提供できている点もSprocketの優位性と考えています。

HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND
株式会社博報堂DYベンチャーズ マネージングパートナー / 取締役COO 武田 紘典 氏

Sprocketは、Webサイト訪問者の行動をリアルタイムに分析し、オンライン接客におけるコンバージョンの最適化をSaaS提供と運用サポートにより実現しています。コロナ環境下での巣ごもり消費の拡大を受け、生活者のオンライン接客ニーズはますます拡張・複雑化し、その重要性が高まっていると思われます。今後は博報堂DYグループの生活者発想とクリエイティビティを掛け合わせ、Sprocketの目指す企業と顧客の長期的な関係構築と顧客体験のさらなる向上に、ともにチャレンジしていければと思います。

 

CX改善プラットフォーム「Sprocket」について

Sprocketは、MA・CDP・BIなどの機能を併せ持つ、複数のプロダクトからなるCX改善プラットフォームです。データから顧客理解を深め、顧客一人ひとりに合わせたコミュニケーションを取ることで、CXの全体最適を実現します。

https://www.sprocket.bz/

株式会社Sprocketについて

株式会社Sprocketは、「テクノロジーで、人と企業が高め合う関係を作る」をミッションに、企業のマーケティング活動を支援しています。顧客接点の全体最適化ニーズに応えるプラットフォームとPDCAサイクルを確実に回すための伴走支援をセットで提供することで、企業固有の課題に向き合い、成果創出にコミットします。

名称 株式会社Sprocket(英文社名 Sprocket Inc.)
設立 2014年4月
所在地 〒141-0031 東京都品川区西五反田7-24-4 K.U.ビル6階
事業内容 CX改善プラットフォーム「Sprocket」の開発・運用とコンサルティングによる成果創出コミットメントサービスの提供
代表者 深田 浩嗣(ふかだ こうじ)

本件に関するお問い合わせ

株式会社Sprocket マーケティングチーム
Tel:03-6420-0079 Email: info@sprocket.bz

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