リモートワークに慣れていても工夫は必要 ~当社のリモートワーク事情(1)

Sprocketについて働き方

八木 祐介

新型コロナウィルスが猛威を奮い、4月7日の「緊急事態宣言」発令から1カ月が経過します。働き方改革という言葉が先行しておりましたが、予期せぬ形で半ば強制的にリモートワークを開始されたことで改革の実現に繋がった多いのではないでしょうか。今回は当社の取り組みを紹介いたします。

今回の措置による当社の働き方への影響は、出社せずに“基本的にリモートワークで対応する点に於いてほぼゼロ”でした。というのも、ノートPC・ヘッドセットが支給され、ネットに繋がれば「いつでもどこでも」働ける環境が用意できていました。また、ほとんどのスタッフが元々リモートワークで対応する習慣があったため、リモートワークを推進するにあたって特別な準備は何も必要なかったからです。

イメージ画像:ノートパソコンで仕事をするイメージ画像

なぜ当社では「リモートワーク」が既に普及していたのか、その経緯は次回以降にお話させていただきますが、ある意味で「働き方改革」が提唱されるより前から、数歩先の未来の働き方(時間や場所に拘束されない働き方)を実現できていたとも言えそうです。

しかしながら、コロナ禍の影響で小さな子供を抱えるスタッフの家庭や、配偶者共々リモートワークとなった家庭など、通常時のリモートワークとは明らかに状況は異なります。リモートワークでの働き方が浸透していた当社でさえも、この度のコロナ禍では、通常時とは異なる工夫をしております。

リモートワーク慣れしている弊社の「コロナ禍」における工夫をいくつか紹介いたします。

  1. 社内会議非推奨時間帯の設定
  2. 雑談時間の設定
  3. ヨーガの取り入れ

どれも強制力はなく任意ではありますが、工夫を凝らしております。

1.社内会議非推奨時間帯の設定

子供含めた家族の昼食の準備~昼食の時間帯(11:00AM~1:00PM)は、余程の緊急性がない限りは社内会議を設定しないルールを適用。小さな子供を抱えた家庭も多く、「お腹を空かせた子供を横目に仕事に集中できるわけがない!」というわけで即決。日中に取り入れられるワークライフバランス施策でもあり、全スタッフのスケジュールに「社内会議非推奨時間」を登録、元々同時間帯に設定されていた会議は時間をずらして開催。

2.雑談時間の設定

チームごとで任意の時間帯に「雑談」をするためのオンライン会議部屋を用意。普段とは少し異なる日常が続き、あちこちでストレスを溜めがち。会社では容易に行われる雑談も、リモートだと声に出して話す機会も減るため、気分転換やガス抜きのために時間限定で話ができるスペースを準備。飼い猫を見せあったりもしています。

写真:社員の自宅で飼っている猫の写真4枚。

3.ヨーガの取り入れ

そこそこリモートワークでの働き方に慣れている当社でも、この異常事態を乗り切るにはいつも以上に工夫が必要になります。緊急事態宣言の延長も決まりました。コロナ禍が収束に向かったとしても、意図しない形で一挙に浸透した「リモートワーク(含めた働き方改革)」は普及していくに違いないと予想しています。

写真:弊社社員がヨガのオンライン講座を開催している様子

驚くほどの先進的な取り組みではないですが、心身ともに通常時と極力変わらぬパフォーマンスを発揮できるよう、当社なりのリモートワークの工夫を紹介いたしました。

次回は、当社のリモートワーク浸透の経緯についてお話します。

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