データ連携

Sprocketのデータ連携機能「データコネクト」は、外部ツールからデータをSprocketに取り込むことでパーソナライズされたコミュニケーション施策を実現します。さらに、Sprocketの収集した行動データを外部ツールにエクスポートすることで、多様な顧客接点で活用できるようになります。

データ連携によりOne to Oneコミュニケーションを実現

顧客データを収集するチャネルと手段の多様化により、顧客一人ひとりから得られる情報の量は増えています。しかし、データが点在しているだけで活用できていないというケースも少なくありません。

Sprocketに外部データを取り込むことで、例えばユーザーのデモグラフィックデータや保有しているポイントなどの情報もセグメント条件として活用でき、ユーザー一人ひとりに合った顧客体験を提供できるようになります。

さらに、Sprocketで独自に収集するユーザーの行動データと組み合わせてサイト外の多様な顧客接点でも活用できるようになります。これにより、レコメンドの精度を向上させたりメールやLINEなどのターゲティング精度を高められ、One to Oneコミュニケーションを実現できます。

オフラインデータも統合・活用することでOMOを実現

オンラインで収集した情報を元に、リアル店舗で物を確かめてから購入するという消費者行動は当たり前のことになっています。そこで、オンラインの施策がオフラインでの購買に影響を与えることを前提としたコミュニケーション施策の設計や評価方法が必要となります。

Sprocketの「データコネクト」により、オンラインだけでなくオフラインの顧客行動データも施策のセグメントや評価へ反映することができます。例えば、オンライン上の施策で実施した結果をCDPに渡し、オフライン施策の効果測定ができます。これにより、オンラインとオフライン双方の顧客体験を高めるOMO施策が実現可能です。

企業内外の多種多様なデータを柔軟に連携

Sprocketの「データコネクト」では、ユーザー情報や会員情報のほか、購買関係などのトランザクション情報をデータ連携することができます。さらに、POSデータや広告データといった多様なデータとの連携も実現します。

データ連携の活用例

カート内金額や保有ポイントによる最適なメッセージを出し分け

最新のユーザー行動データをリアルタイムに連携できます。データ連携により、例えばカート内の金額や保有ポイントに応じてWeb接客によるメッセージを出し分けるといった施策が実現できます。

離脱要因となっていたコンテンツを非表示にする

ECサイトでトライアル商品がカートに入っている場合、会員登録中の離脱を防ぐために離脱要因となる可能性のあるメニューをグローバルナビゲーションから非表示にすることができます。これにより、他の要因に目移りさせず、コンバージョンへ一直線となる動線を設計できます。

広告セグメントを精緻化することでCPAを改善

通常のリターゲティング広告は「サイトを訪れたことがあるユーザー」を対象にするのが一般的です。Sprocketの「データコネクト」でデータ連携した場合、特定のページを3回以上見た、特定の箇所をクリックしたなど、さらに細かくデータ取得・加工でき、セグメントの精緻化によりターゲティング精度を向上できます。結果的にCPAを改善し、ROASの向上も見込めます。

MAやCDPと連携し、パーソナライズメールやプッシュ通知を実現

Sprocketの持つ膨大なデータをもとにした精度の高いセグメントを、メール配信やプッシュ通知に利用できます。例えば、MAやCDPと連携することで、「ある商品ページを見たが、その日は商品を購入しなかったユーザー」をセグメントできるようになり、その条件にマッチした対象にだけにメールやプッシュ通知を送るといったことが可能となります。

DMPやCDPとの連携で、OMO施策を実現

DMPやCDPとのデータ連携で、オンラインとオフラインを統合した顧客体験の最大化を目指すOMO施策を実現できます。

例えば、リアル店舗での購買履歴からECサイトで関連する新着アイテムの入荷をアナウンスするといった施策が可能となります。さらに、居住地データに基づいた近隣のリアル店舗の情報を提供することで送客を図り、オンライン施策がリアル店舗での購買に与えた影響についても分析・評価することができます。

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