行動データの計測
ユーザーがWebサイト上で行った、"ページ見る"、"スクロールする"、"何かをクリックする"などの行動は「行動データ」として計測できます。接客シナリオで利用する場合や、「行動データ」を利用した分析ができるようになります。 |
計測できる「行動データ」の種類
プラットフォーム「Sprocket」は、Webサイトでのユーザー行動を計測できます。(基本的な計測設定は管理画面で完結しますが、サイトやユーザーの特性に合わせてJavaScript等によるカスタマイズをすることで、オリジナルのユーザー行動を計測することもできます。)
「行動データ」の利用方法
1.行動データ数の推移を確認
計測した行動データは、時系列チャートで数量を確認できます。個別の行動データとすべての行動データの合計数が、それぞれ推移及び累計で閲覧できます。 |
図3. 行動データの時系列推移の管理画面イメージ |
2.接客シナリオで開始条件として使う
計測した行動データは、接客シナリオを開始するきっかけとして利用することができます。
[基本的な使い方] トップページを見たタイミングで、ウェルカムメッセージのシナリオを開始 |
[金融機関サイトの例] マイカーローンの紹介ページを 50% までスクロールしたタイミングでシナリオを開始 |
[ECサイトの例] 商品一覧ページにアクセスしたタイミングで、商品検索機能の使い方を案内するシナリオを開始 |
3.Web接客シナリオを表示するユーザーを絞り込む
計測した行動データは、Web接客シナリオを表示したいユーザーの絞り込みに(ユーザーセグメント設定)で利用できます。「特定の行動回数」「特定の行動後の経過時間」などで絞り込みが可能です。
[金融機関サイトの例] 住所変更完了ページにアクセスしたユーザーは引っ越し直後の可能性が高いため、この行動をとったユーザーにのみ公共料金の支払いをクレジットカードに切り替えることを訴求 |
[ECサイトの例 1] お気に入り登録ボタンクリックの行動データを計測していないユーザーにのみ、商品をお気に入り登録する方法(機能の使い方)をご案内 |
[ECサイトの例 2] 最終購入から60日以上経過したユーザーが来訪したときにクーポンを表示 |
4.接客シナリオの結果の計測
計測した行動データを接客シナリオ毎に、KPI(中間コンバージョン)とKGI(最終コンバージョン)を設定することができます。このKPI/KGIを指標として、接客シナリオの効果を計測することができます。
[金融機関サイトの例 1] 保険金額のシミュレーションページ閲覧を KPI に設定 |
[金融機関サイトの例 2] 保険資料の請求完了を KGI に設定 |
[ECサイトの例 1] カートページ閲覧を KPI に設定 |
[ECサイトの例 2] 商品購入を KGI に設定 |
5.ヒートマップ分析を行動データの有無で分けて実施
特定の行動をとるユーザーと取らないユーザーでページ閲覧傾向にどのような違いがあるかを確認できます。コンバージョン行動の有無でヒートマップ画像を分けて作成し、コンバージョンユーザーがよく見るコンテンツを把握することができます。 ヒートマップ(β版) ※オプション機能 |
図4. 行動データの計測有無で別々のヒートマップ画像を作成したときの管理画面イメージ |
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