ビジョン・ミッション・バリュー

Sprocketが掲げているビジョン・ミッション・バリューをご紹介します。

CONNECT, EMPOWER, BOOST
～想いがつながり、力を与え合い、高みに向かえる世界を～

日本という国は、企業という概念が生まれるはるか以前から、サービスを提供する側とされる側の理想的な関係性を「主客一体」という言葉で表現してきました。サービスはまた、おもてなしという言葉で言い換えることができます。おもてなしを提供する側が受ける側のことを懸命に考え、できる限りのことをしようとする。おもてなしを受ける側が提供する側の考えを汲み取り、懸命に味わい尽くそうとする。そこにはともによい場・よい関係性をつくろうとする相互の想いがあります。

そこには「よい場とはこういうものだ」「この場をこのように表現したい」というおもてなしを提供する側・される側双方で共有する世界観があります。主客が一体となってともにこの世界観を創り上げていくわけです。

このような主と客の関係性こそ、いまの世の中に求められる関係性ではないでしょうか。大量生産・大量消費の時代、経済が右肩上がりだった時代は終わりを迎えつつあります。次代を担う世代ほどサステイナブルな社会への危機感が世界的に強まる現状、Sprocketは未来にあるべき企業と顧客の関係性をこのビジョンで表現し、その実現に向けて事業を行っています。

テクノロジーで、人と企業が高め合う関係を作る

Sprocketは、企業と顧客の関係性は下図のように育まれると考えています。

企業は顧客の観察からその気持を想像した上でコミュニケーションを行います。それにより顧客の気持ちが変化すれば、行動も変化する。その変化をまた企業が観察し……という循環をくり返すことで相互の関係性が成長します。

Sprocketはテクノロジーに可能性と好奇心と愛情を持つ会社です。これからの企業と顧客の関係性を成長させる上でデータとテクノロジーの活用は欠かせないと考えています。

そして関係性を成長させるには、人間心理のメカニズムを理解し本質的な人間理解を深めていくことが欠かせません。

データとテクノロジー、人間心理の理解を踏まえ、自ら新しいコミュニケーションを創造していくことにこだわりたい。Sprocketはビジョンの実現をこのような姿勢で取り組んでいくという思いをミッションに込めました。

信頼し尊重する・探究し還元する・突破し結果を出す

Sprocketは、仕事とは本来楽しいものだと考えています。その楽しさをできるだけ多くの人・多くの時間で感じられるような組織にしたい。その結果「仲間を信頼する」という思いを起点に組織を作っていこうと努力を続けています。

そんなわれわれが大切に考えている行動指針は以下の3つです。

• 信頼し尊重する
• 探究し還元する
• 突破し結果を出す

相手を信頼し尊重することで、多様な価値観を受け入れ、フラットにあるべき姿を議論し、協力し合う関係性を構築していきます。また「相手」は社内の仲間だけに限りません。取引先企業やパートナー、投資家などのステークホルダーの皆様も含まれています。

そして物事を突き詰めて探究し、得られた知見を周囲に還元していく姿勢を持ちます。テクノロジーの活用による人間心理の理解は果てしない道のりですが、一つひとつ自分たちなりに納得感を持てるよう原因と本質を追求し、仲間はもちろんステークホルダーの皆様とも一緒に成長していけるように知見を共有していきます。

ビジョンを実現していく過程ではさまざまな困難があります。今までもありましたが、これからもあるでしょう。難題にも恐れずチャレンジし、創意工夫をくり返すことで突破し結果を出していきます。

仲間やステークホルダーの皆様とともに結果を出していくことで、よりいっそうの信頼を築くことにつながります。Sprocketは行動指針の実践をポジティブなスパイラルとして回し続けていきます。