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「ゲームもWeb接客もエンドユーザがすべて」井手健一朗 プロデューサーインタビューvol.2

2017/12/19 8:00:00

Sprocketにおいて「プロデューサー」は、クライアントの課題を整理し、その解決のためのWeb接客のシナリオを作成、運用、改善を行う役割を担う。プロデューサーの手腕がWeb接客の成功を左右するといっても過言ではない。

 

このシリーズでは、プロデューサーを紹介していく。

 

2回目は、井手健一朗。

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大作ゲームのプロデューサー、大手コミュニティサイトなどを経てSprocketに

井手は、Sprocket社の創立当初からのメンバーだ。井手が企画したWeb接客のシナリオは優に500本を超え、クライアントからの信頼も厚い。

 

入社以前は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントやコナミなど、日本を代表するゲーム会社で、コンシューマーゲームやソーシャルゲームのプロデューサーを経験したほか、Yahoo!Japanにて自社サービスの運営、IMJにてクライアントのサービスを支援するなど多くの経験を積んできた。

 

これらの経験に共通しているのが「ユーザをいかに楽しませるか」だ。 コンシューマゲームならば、どんな体験があればユーザがドキドキ、ワクワクするのか。ユーザを飽きさせずに最後まで夢中にするには何が必要か。突き詰めて考え続けてできたゲームの1つが、PlayStation(R)のRPG作品「レジェンドオブドラグーン」だ。

 

IMJでは、ゲーミフィケーションを取り入れたコミュニティサイト「コカ・コーラパーク」の運営支援にも携わった。ゲーミフィケーションの考え方は、当時深田が代表を勤めていたゆめみ社と知り合うきっかけにもなり、入社につながった。

 

「今は、ゲーミフィケーションとは言っていませんが、ユーザの心を動かすWeb接客も本質は同じです」(井手)

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ユーザの気持ちにそわないシナリオは、クライアントの希望でも却下

 

500本のシナリオの実績がある井手だが、クライアントの担当者からの施策要望を「却下」することがある。なぜ、それができるのか。

 

「サービス提供者の方は、エンドユーザの気持ちがわからなくなっていることがあります。却下するのは、ユーザーが必ずしも困っていたり、欲しい施策ではないからです。

 

また、スプロケットというツールで対処するのではなく、導入しているWebサイトそのものを変更するべきであれば、そう伝えます。スプロケットとしての売上にはなりませんが。。」(井手)

 

だめなものはだめだとはっきり口に出す井手だが、クライアントの中にファンも多い。いや、はっきり言うからこそかもしれない。井手は、成果を発揮しやすいクライアントについて次のように語る。

 

「問題や課題、改善したいKPIなどの大枠、エンドユーザへの期待のコンセプトが明確で、実際の運用の細かいところは信頼して任せていただけるクライアントです。

 

そして、チャレンジ精神が高いことです。やってみないとわからないなら、ABテストして結果をみよう、やったことがないけど挑戦しようという考えの会社は、スピード感のある改善ができますし、失敗しても挽回しやすいです」(井手)

 

実際、井手の提案するシナリオは初めてのアイデアで実績がないものも多いが、クライアントの中には「初めてのアイデアなら、まずうちでやってほしい」と立候補するところもある。新しい取り組みをしたクライアントは、先端的な取り組みとしてメディアから取材を受けることもあり、業界からも注目されることになる。

 

チャレンジングなシナリオの一例は、ピザハットで実施したトップページをジャックするようなポップアップで、ユーザにログインをうながすもの。システムのUIの不便さをWeb接客でフォローすることで、大きな成果が得られた。これについては、事例として紹介している。

 

UI/UXを変えるチャレンジングなシナリオでWebサイトの課題を解決 (日本ピザハット株式会社様 導入事例

 

 

最初から最後まで自分でやりきることで自信が得られる

 

Sprocketでは、自分の担当する案件だけでなく、他のメンバーの案件についてもシナリオクオリティを維持するためにアドバイスするなど、プロデューサーチームを引っ張ってきた井手。メンバーの成長という観点から、Sprocketで働くことのメリットについて次のように語る。

 

「Sprocketでは、担当する案件の企画から設定、分析、改善まですべて自分がやるので、成果が出た時やお客様に喜んでいただいた時に、自分がやった仕事として、大きな自信になります。実績と自信がつながるから、次の提案もできますし、案件が増えるほどに成長できます」(井手)

 

Sprocketの組織については、風通しがよいところが気に入っている。

 

「どの立場の人でも、言いたいことを言えるのは、組織として健全な状態。エンジニアとプロデューサーの垣根なく、お互いのリクエストを出し合える雰囲気は文化として維持していきたいです」(井手)

(参考:会社カルチャー:リクエストありきのコミュニケーション 

 

将来的に、Sprocketは、Web接客だけでなく、広告などでも活用できると考えている。

 

「Sprocketなら、ユーザが欲しいものをデータから算出することができます。欲しいものの広告なら、ユーザも嫌がらないで見てくれます。将来的には、映画のマイノリティ・レポートのような社会を作るエンジンの1つにSprocketがなれるようにしていきたいです」(井手)

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井手健一朗(いで・けんいちろう)

出身地:宮崎県

好きな映画:ベイブ 

得意な業界:デリバリーフード、百貨店、メディアなど

Web接客とは:エンドユーザの気持ちがすべて

 

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Topics: インタビュー, プロデューサー