「その協業大丈夫?」スタートアップが知っておくべき協業の実際のところ

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今回は特にスタートアップにおいての協業の取り組みの難しさについてお話しようと思います。他社さんと協業しましょうという話は結構あるのですが、実際に具体的に形になるのはそれほど多いわけではありません。過去の経験を振り返ってみても、いっとき盛り上がっても結局進めようとすると色々なところで話がストップしたりということで、なかなか具体的なアウトプットが出るところまで至るのは少ないと思います。

先日、マーケジンさんにてEC商品検索・レコメンドソリューションを提供するゼロスタート山崎社長との対談記事を掲載頂きました。対談テーマはSprocketとゼロスタートとの協業で、貴重な機会を頂き、山崎さん・マーケジンさんには感謝です。

ゼロスタートとSprocketが連携 検索×顧客育成プラットフォームでユーザーを精緻に捉える

協業話で多いパターンとしては、だいたい経営者など上層部の方で意気投合して、いざ現場同士で進めようとするとうまく話が通っていなかったり、お互い忙しくて放置されてしまったりということで立ち消えていくという感じではないでしょうか。

また、実際に成果が実感できるところまでに至るまでには意外に時間がかかります。3ヶ月で形になるのは多分まれで、半年、場合によっては1年位の時間軸で考えないと成果に至らないというのも普通にあるでしょう。

この過程でも結構リソースを消費してしまうので、僕自身は協業的取り組みについてはなるべく数を絞って集中的にするように心がけています(それでもどうしてもこの手の話は増えがちですが・・・)。

なおかつ成果が出るのは半年後と割りきって、それでもやる意味があると思える案件を選んでいかないと、全部に気合を入れて取り組むのはリソース的にも無理があります。

また相手があってのことなので、こちらだけが頑張ってもうまくいきません。向こうも同じくらいの温度感で頑張ってくれる(動いてくれる)ところ、かつこちらの会社のステージや状況なども含めて理解してくれるところでないとやはり協業としては成就しづらいものがあります。

山崎さんとの場合は、この辺のテンポが非常に良かったのが協業が成立している大きな理由だと思います。山崎さんは、とても判断が早く、かつしっかり現場をグリップされておられて、決まったことがちゃんと進んでいきます(意外にこういう企業は多くありません)。またお互い小さく成果を感じられるところからスタートしたのもよかったと思います。プロダクトの相性が良かったのと、お客さんの層の重なりが大きかったので、成果が出しやすかったです。

会社のステージが変わってくれば、協業の考えはまた変わってくるんだと思いますが、基本的には時間がかかるものなのでうまく選定しないと、時間だけ取られて何も生まれなかったということになりますし、その過程のやり取りはなんとなく仕事をしている感(でもなにも産まなければ当然成果はゼロ)があるので、協業的な取組は基本的には気をつけないといけないなと思っています。

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